アイコン 鉄鋼製品 EUセーフガードへ 日本は用意しているのか カナダも検討中

 

 

欧州連合(EU)が早ければ5日(現地時間)にも鉄鋼製品に対するセーフガード(緊急輸入制限)措置を暫定発動するとの見通しが示されている。
韓国では、鉄鋼が、米国の「関税爆弾」を免れる代わりに輸出量をこれまでから3割減らすことで米国と合意し、対米輸出が減少しているが、EUによる制限まで加われば、さらなる打撃は避けられない。
ロイターは4日、EU関係筋の話として「EU加盟国は5日、欧州委員会が提案した鉄鋼輸入制限措置について話し合う予定で、採決を行う可能性がある」と報じた。

これに先立ち欧州委員会は、米国が3月に鉄鋼・アルミニウムに対しそれぞれ25%、10%の関税賦課を強行した影響で、米国への輸出が減少したアジアの鉄鋼が、欧州の市場に集中することを懸念し、セーフガード調査に着手した。

欧州委は、過去数年間の輸出量に基づいて輸出割り当て(クオータ)を定め、クオータを超過した輸出分には25%の関税を賦課するという案を提示していた。

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韓国の鉄鋼のEUへの輸出規模は36億1200万ドルで、中国・米国・日本の次に規模が大きい。
カナダも6月1日、米国から232条の制裁課税を受け、7月1日から米国からの輸入品1.4兆円相当を報復関税を課した。それと同時に、鉄鋼製品について、セーフガードを検討するとしている。カナダは鉄鋼製品の米国に対する最大の輸出先であるが、米メーカーの進出企業分も多く、怒るのも当然のことだろう。
以上、

韓国の鉄鋼製品でも加工製品は、今や主材が中国製なのか韓国製なのか分からないほど、中国の鉄鋼製品が流入している。元から鉄鋼製品の輸出国であり、中国製品の流入、さらにポスコベトナム製(電炉)から輸入もあり、押し出し効果で輸出量が大増していた。
韓国は、米国への輸出が、2017年では約350万トン、3割として約100万トン強が米国以外へ輸出されることになる。
中国にしても生産量を減らさない限り、余剰分は輸出に回すしかなく、韓国への輸出増や日本や欧州への輸出が増加すると見込まれている。
カナダ産にしても需要は限られており、生産調整するか、25%の課税では米国への輸出は大幅に減少すると見られ、米以外の国へ輸出するしかない。

ただ、米国では、貿易制裁をにらみ、米メーカーや一次卸会社が鉄鋼価格を大幅に上昇させており、25%の関税を賦課されても、価格対応できる可能性もある。

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[ 2018年7月 6日 ]

 

 

 

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