アイコン OPEC+ロシア 予想超えの120万バレル減産合意 原油価格は微上昇に留まる

 

 

OPEC+ロシアは、来年(1~6月まで)から120万バレル減産することで合意した。予想では100万バレルとされていた。OPECが80万ドル、非加盟国が40万バレルとロシアの減産が小さい。これまで、サウジとロシアが100万バレルずつ増産していた。

しかし、WTI先物原油価格は54.22ドルまで上昇したものの日本時間8日の午前6時15分現在52ドル台で推移。北海ブレントも63.70ドルまで上昇したものの61ドル台で推移している。これは予想より減産幅が大きいとされるが、減産合意の思惑で動いた先物価格より下回っている。

やはり、ファーウェイの副会長が逮捕されたことで、貿易戦争が過熱し、中国経済が大幅に落ち込む(全面貿易戦争では5%まで落ち込むとされる)懸念が、合意情報での上昇に重石となっているようだ。

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中国には、ファーウェイ問題で、強硬派と経済重視派が対立しており、習主席自らが強硬派からへっぴり腰の批判を受ける可能性すらある。

米NYダウは下がり続けているが、日本株は独自な動きに転じている。韓国KOSPIはファーウェイが米国から撃沈させられたら、サムスン電子は大喜びするとしてこの間、大きな株価下落は見られなかったが、日本はどうだろうか。何か日銀と年金が巨額で買い支え、異様な動きをしているとも見て取れるが・・・。

なお、米労働省が7日発表した11月の非農業部門雇用者数は前月比15.5万人増と予想の19.8万人増を下回った。平均時給は前月比0.2%増で、伸びは市場予想の0.3%を下回った。こうしたことも経済成長の不安要素として、中国貿易戦争に加えマイナス要因となり、7日の連日の大幅な株価下落となっている。
FRBが12月に金利を上げるかどうか難しくなってきている。

原油減産については、トランプが減産するなと忠告していた。OPECについて価格カルテル(談合)との認識も示している。しかし、OPECを主導するサウジ様の10兆円の米兵器購入には打つ手なしだろう。
なお、すでに米国は初めて原油の輸出が輸入を上回ったと報告され、11月には1170万バレルを記録、来年には1200万バレル超えると予想される世界最大の原油産油国となっている。

最大の輸入国である中国の経済の動向の読みで大きく原油価格が左右されるものになっている。

<↓NYダウ平均と日経平均の1ヶ月間の動き>
(NYダウはドル、日経平均は円)
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[ 2018年12月 8日 ]

 

 

 

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