LINE 12月決算 赤字 AIスピーカー投資負担影響 任天堂との協業も
LINEが31日発表した決算によると、売上高はアプリ上に表示する広告の収入が伸びたことから前年比24%増の2071億円だった。しかし、最終利益は▲37億円の赤字となり、1年間の決算での赤字は3年前に上場して以来初めて。
同社はスマホ決済事業で、加盟店やユーザーを獲得するために手数料を無料にしたり、ポイントを還元したりするキャンペーンなどに費用が嵩んだことや、一昨年販売開始したAIスピーカーに使うAIの開発費費用が増加したことが主な要因だとしている。
LINEでは、戦略的な投資を行っているので赤字はやむをえないとしていて、今年もAIや金融関連の分野で、前年期の2倍にあたる600億円規模の投資を行う計画。
同社は、今は激動のタイミングで、技術的にも社会的にも大きく変わっている。われわれはここで大きな投資をして、大きな成長をしていきたいとしている。
さらに、任天堂との協業で「ドクターマリオ」のスマホアプリ版を発表、LINEはレベル5とのゲーム運営もまあまあの結果を出しているが・・。
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LINE
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連結/百万円
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売上高
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営業利益
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←営利
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税前利益
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当期利益
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17/12期
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167,147
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25,078
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15.0%
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18,145
|
8,210
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18/12期
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207,182
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16,110
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7.8%
|
3,354
|
-5,792
|
18期/17期比
|
24.0%
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-35.8%
|
|
-81.5%
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16/12期
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140,704
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19,896
|
14.1%
|
17,989
|
6,762
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15/12期
|
120,669
|
-9,524
|
-7.9%
|
-12,033
|
-7,581
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[ 2019年2月 1日 ]