アイコン 葛飾北斎絵が壁面のマンション6棟販売好調/ロシア・モスクワ

 

 

ロシアの住宅建設大手エタロン・グループが、モスクワで開発中のニュータウン「エタロン・シティ」の中の高層マンション「東京」全6棟の販売を開始したところ、「東京」シリーズ6棟計1600戸のうち1450戸が売却済みと売り行き好調とエタロン・シティ公式サイトが伝えた。

 エタロン・シティはモスクワ市南西部の北ブトボ地区で建設中のニュータウンで、23階建のマンション3棟(合計2077戸)、31階建のマンション6棟(合計1623戸)、商業施設、学校等から成る。合計面積は44万㎡。

マンションには区画ごとに世界の大都市の名称がつけられており、31階建ての6棟は「東京」の1~6号棟となっている。
「東京」の壁面には、葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をモチーフにした装飾画が描かれている。

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設計はロシア人建設士のチョバン氏。浮世絵の表現には、1棟当たり10色から成る約6千枚のパネルを使用。パネルの耐用年数は30年という。全9棟のうち23階建マンションが1棟完成している。
公式サイトによれば、どのマンションも既に8~9割の区画が売約済み。
価格帯は最も小さな約50平方メートルで665万ルーブル(約1110万円)、最も広い約142平方メートルで1895万ルーブル(約3155万円)など幅がある。

北方領土問題などで政治的に対日強硬のイメージが強いロシアだが、日本文化に造詣が深い親日的な市民は少なくない。昨年秋にモスクワ中心部のプーシキン美術館で開催された「江戸絵画名品展」では、神奈川沖浪裏や尾形光琳の屏風絵などが展示され、平日でも行列ができる盛況だった。
以上、報道参考

これくらいのアイデアは日本の設計デザイナーでも考えてもらいたいものだ。

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[ 2019年2月19日 ]

 

 

 

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