アイコン ウズベキスタン前大統領の娘、収賄で1兆円マネロン/米起訴

 

 

米検察当局は3月7日、ロシア通信大手と共謀して総額8億6500万ドル(約960億円)を超える賄賂を受ウズベキスタン前大統領の娘、収賄で1兆円マネロン/米起訴
け取り、約10年にわたってマネーロンダリング(資金洗浄)を行っていたとして、ウズベキスタン前大統領の娘を「海外腐敗行為防止法(FCPA)」違反で起訴した。
 ニューヨーク南部地区連邦地検は、FCPA違反で起訴された事例では過去最大級の事件だとしている。

起訴されたグルナラ・カリモワ被告(46)は、1990年から2016年に死去するまで旧ソ連圏のウズベキスタンを統治した故イスラム・カリモフ前大統領の娘で、元歌手。ウズベキスタン政府の高官や国連大使を務めた経歴を持つ。

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カリモワ被告は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場しているロシア通信大手MTSのウズベキスタン子会社の元最高責任者で同じく起訴されたベフゾド・アフメドフ被告(44)と共謀し、2001~2012年にMTSのほか、ロシアで事業展開するオランダの通信大手ビンペルコム(現VEON)、スウェーデンのテリア(Telia)、これら3社のウズベキスタン子会社から賄賂を受け取っていたとされる。

カリモワ被告の起訴発表に先立ち、MTSは7日、米当局に制裁金8億5000万ドル(約940億円)を支払って捜査の幕引きを図ることで米司法省・米証券取引委員会(SEC)と合意したと発表した。
すでに、ビンペルコムは2016年に、テリアは2017年に、それぞれ多額の制裁金の支払いで米司法当局と合意している。

カリモワ被告は2017年、ウズベキスタンで詐欺と資金洗浄の罪で禁錮5年の有罪判決を受けて自宅軟禁下にあったが、ウズベキスタン当局は今週、軟禁条件に違反したとして同被告を収監したと明らかにしていた。

米司法省はまた、通信大手からカリモワ被告への賄賂か、その洗浄資金だとして、スイス、ベルギー、ルクセンブルク、アイルランドの銀行口座にある総額8億5000万ドル超の没収を求め、民事訴訟も起こしている。

ブライアン・ベンチョースキー司法次官補は、「米金融システムから汚職による収益を締め出すため、できることは全て行う」との声明を出した。
以上、AFP参照
やることなすこと桁が違う。ここまでくれば収賄=ビジネスだろう。

↓グルナラ・カリモワ(2枚は同一人物で拘束時の写真とセレブ姿の写真)
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[ 2019年3月 9日 ]

 

 

 

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