アイコン 捜索続く青森・三沢基地所属F35Aの太平洋沖墜落現場

 

 

2019年4月9日19時27分頃、青森県東方太平洋上(三沢基地の東約135キロ付近の太平洋上)で、航空自衛隊三沢基地・第3航空団第302飛行隊に所属するF-35A・1機(搭乗員1名)が訓練中にレーダー航跡が消え、航空自衛隊は10日墜落したと発表した。
事故機は当時、ほかの同型機と合わせて4機と訓練中で、直前には事故機からほかの機に対し、「訓練を中止する」という通信があったという。
当該機のパイロットが緊急脱出装置を作動させていることを祈るばかり。

航空自衛隊は訓練中に何らのトラブルが起きた可能性もあるとみて、事故調査委員会を設置して当時の詳しい状況や事故の原因を調べている。
F35Aは、アメリカなどが開発した最新鋭のステルス戦闘機で、昨年1月から三沢基地で配備が始まり3月、新たに飛行隊が設けられたばかりだった。

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米国はじめ世界でこれまでにF35Aが墜落した報告はない。
F35Bは、2018年9月28日、米サウスカロライナ州で米海兵隊所属機1機が基地の近くで墜落(死亡者なし)した。
米国防総省は、米軍が当時保有する計245機すべての運用を一時的に停止すると発表。調査によるとエンジン燃料管の不具合がある可能性があることが判明したため、国内外のすべての機体を検査することとなった。
なお、F35AとF35Bは通常滑走路を使用するAと艦載用に設計されたB(短離陸、垂直着陸可)とでは大きく仕様が異なる。

F35のユニットコスト(1機価格)
A型:9,460万ドル(低率量産価格)
(2018年量産後の価格は8,500万ドル・・・トランプ値下げ価格)
B型:1億2,280万ドル(低率量産価格)/艦載用(垂直着陸可)
C型:1億2,180万ドル(低率量産価格)/艦載用
エンジンは新規開発された専用のP&W F135を搭載。
F35の取りえは、その高いステルス性能にあり、ほかは並。価格は異常に高い。

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[ 2019年4月10日 ]

 

 

 

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