アイコン 米イージス艦「ミリアス」の瀬取り監視活動は、成り行きでは・・・・

 

 

米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙は14日、北朝鮮の違法な洋上積み替え活動、いわゆる「瀬取り」を監視している米海軍の艦艇が、北朝鮮の核を巡る外交が失敗した場合「ほかの役割」に変わることもあり得ると報じた。
東シナ海での監視活動へ最近投入された米海軍のイージス駆逐艦「ミリアス」(DDG69)同行取材記を掲載し、先端情報アセット(資産)を動員して北朝鮮の瀬取りを監視している現場の模様を伝えた。

WSJ紙によると、3月30日に長崎県佐世保基地を出港したミリアスは、米海軍のP8「ポセイドン」哨戒機から情報を得て、瀬取りが疑われる北朝鮮船「クムウンサン」号を追跡した、クムウンサン号は3月、国連安保理傘下の北朝鮮制裁委員会の年次報告書で、瀬取りのため主に活用されている船舶6隻のうちの1隻として名前が挙がった。
ミリアスは瀬取りが疑われる現場に出動し、モンゴル船籍のタンカーや中国の国旗を掲げた船舶、第三国の船も確認した。

WSJ紙は、瀬取り監視活動を伝えつつ「外交を通した解決法が失敗したら、ミリアスの役割が大きく変わることもあり得る」とした。

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ミリアスは、トマホーク巡航ミサイルをはじめ最新型の兵器システムを備えており、北朝鮮の弾道ミサイルを撃墜できるミサイル迎撃システムSM3も搭載。必要なときは軍事行動の役割を受け持つこともあり得るという。
以上、

北朝鮮を怒らせたら縮み込むしかない文在寅大統領、米軍は、韓国軍が瀬取り船の摘発に消極的であり、日本に主体的協力を要請、哨戒機などが瀬取り船などの監視を行っている。
これに対し、韓国軍は「(韓国艦艇・韓国警備艇に近づいたら)撃ち落とすぞ」と脅迫しており、日本の監視活動が手薄になる可能性もあり、米国は、これまでのイージス艦などのほか、本国から海洋警備艇まで動員して、監視活動に当たらせている。
日本は、東シナ海や日本海の空海で瀬取り監視活動を行い、最近はイギリスの艦艇とも共同監視活動に当たっている。

 

ミリアス (ミサイル駆逐艦=最新鋭イージス艦)
艦記号
DDG69
進水
1995年8月1日
就役
1996年11月23日
その後
就役中
概要
排水量
満載: 8,362 トン
全長
153.9 m (505 ft)
全幅
20.1 m (66 ft)
吃水
9.4 m (31 ft)
機関
COGAG方式
LM 2500-30ガスタービンエンジン (27,000shp) ×4基
可変ピッチプロペラ(5翅)×2軸
最大速
31ノット
航続距離
4,400 海里(20ノット時)
乗員
士官、兵員 337名
兵装
Mk.45 mod.2 5インチ単装砲 ×1基
Mk.38 25mm単装機関砲 ×2基
Mk.15 20mmCIWS×2基
M2 12.7mm機銃 ×4挺
Mk.41 mod.2 VLS ×90セル
* スタンダードSM-2 SAM
* スタンダードSM-3 ABM
*SM6(巡航ミサイルの迎撃ミサイル)
* ESSM 短SAM
* VLA SUM
* トマホークSLCM
などを発射可能
ハープーンSSM 4連装発射筒×2基
Mk.32 3連装短魚雷発射管×2基
艦載機
ヘリコプター甲板のみ, 格納庫なし
C4ISTAR
NTDS mod.5 (リンク 11/16)
AWS B/L 5 (Mk.99 GMFCS×3基)
AN/SQQ-89
センサ
AN/SPY-1D 多機能レーダー×4面
AN/SPS-67 対水上レーダー×1基
AN/SQS-53C艦首装備ソナー
AN/SQR-19 曳航ソナー
電子戦
AN/SLQ-32(V)2 ESM装置
Mk.36 mod.12 デコイ発射装置
共同交戦能力あり
母港
海軍・第7艦隊横須賀基地所属・佐世保基地
 
↓ミリアス (ミサイル駆逐艦/イージスシステムに改修し最新鋭イージス艦となっている)
0417_03.jpg

 
[ 2019年4月17日 ]

 

 

 

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