一般患者を麻薬オピオイドの漬物にした製薬会社の元代表に禁固20年の判決
米ボストンの連邦陪審は2日、製薬会社のインシス・セラピューティクスの創業者(当時代表)らが医師に賄賂を渡して依存性のあるオピオイド鎮痛薬を患者に処方させた罪に問われていた裁判で、有罪の評決を下した。
陪審は、ジョインシス・セラピューティクスン・カポア被告(75)と4人の同僚らがオピオイド系スプレー「サブシス」の処方の見返りに医師に賄賂を渡したことは贈賄罪や共謀罪に当たると認定した。
さらに、同剤はがん患者の使用に限られているにもかかわらず、それ以外の患者にも処方されたとされ、オピオイド薬の乱用拡大を招いたとして、最高20年の禁錮刑を言い渡した。
被告側は罪を認めておらず、弁護団は上訴する構え。
以上、
医療機関によるオピオイド系麻薬の蔓延は、トランプ大統領が問題視しツイッターで発表してから大問題となり、製薬会社の代表が逮捕させるに至った経緯がある。
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過去記事
http://n-seikei.jp/2018/04/post-50716.html
インシス・セラピューティクス社は上場企業、医師に対して賄賂攻勢、一般患者に処方させることで、患者をオピオイドの漬物にし、下記の業績推移に示すとおり会社を急成長させていた。
なぜに医師を処罰しないのだろうか。
[ 2019年5月 3日 ]