アイコン 米司法省 初めて北朝鮮石炭貨物船拿捕 米国へえい航中「ワイズ・オネスト」号

 

 

米司法省、ニューヨーク州南部地区のジェフリー・バーマン検事は9日、北朝鮮は「貨物船ワイズ・オネスト(Wise Honest)の国籍を明らかにせずに大量の高品位炭を外国に輸出していた」と述べた。
 バーマン氏は、これにより「北朝鮮は制裁を逃れた」他、この貨物船を「重機の輸入にも使用」していたと説明している。

北朝鮮の短距離ミサイル発射を受けて米朝間の緊張が高まりつつあり、対立が先鋭化する恐れもある。
 司法省高官は「北朝鮮や、北朝鮮の制裁逃れを支援する企業は、われわれが制裁を執行するためにあらゆる手段を自由に使えると知るべきだ」と警告した。
 
司法省によると、貨物船は2016年11月~18年4月まで、北朝鮮の石炭輸出と重機輸入に関わっていた。

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2018年3月に北朝鮮西部・南浦で石炭を積んで出航した後、同4月、インドネシア当局に拿捕された。
国連報告書によると、拿捕時に約300万ドル(約3億3000万円)相当の石炭を積載していた。
貨物船は現在、米国に向かっているという。

石炭は北朝鮮の主要輸出品だが、2017年8月に国連安保理の対北朝鮮制裁決議で全面禁輸になった。
以上、AFP等

韓国が積極的にならず、米などから通知を受け、韓国に入港した際に、船舶を拘留してほとぼりが冷めるまで調べている程度。
また、韓国石油公社の精製油が多くの瀬取り疑惑小型タンカーへ積み込まれ、北朝鮮船舶により瀬取りされていたと最近、韓国で報じられている。

以前には、韓国電力公社がロシア経由の北朝鮮石炭を購入していたことが発覚していた。このときにも、入札で韓国の輸入業者が初めて落札し取引、問題が発覚し、輸入業者だけ処分された。 石炭産地証明書は偽造されたもので、世界認証された発行機関に問い合わせれば、1時間もせず回答がFAXされてくるという。韓国電力はそれさえもしていなかった。

↓北朝鮮では大型タンカー、差し押さえられた「Wise Honest」
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[ 2019年5月10日 ]

 

 

 

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