アイコン 大ブームのたい焼き屋さんの現状/200店出店して100店閉鎖(2)

たい焼きくんたい焼きは、35年前の「およげ!たいやきくん」ブーム以来の大ブームになっている。大都市では集客力のある人気店の周りには、直ぐに色々なたい焼き店が出現、客が分散して共倒れするケースも出てきている。「白いたい焼き」もこれまで浸透してきたことにより、珍しさは段々なくなりつつあり、味の勝負となってきている。しかし、現実は、たい焼きの後発組である白いたい焼き組は、新商品のバリエーション展開で顧客確保に動いているようである。これまで検討もされなかった紅白・黒ゴマ入り、芋入り、ゆず入り、チョコ餡入り、カスタードクリーム入りはもちろんのことカレー入りやポテト入りまであるというから驚きである。売上が極端に落ちる夏場向けにもブルーベリー+チーズクリーム入りの冷たいたい焼きやアイスバージョンも開発している。

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各店舗、顧客確保に余念はないが、一般に店頭商売は、売上=客数×単価×(リピート率×頻度)とされる。珍しさと噂、ブームに踊らされ、客が来て一時的に売上高を大きく上げるものの、美味しくなかったら、リピート客は少なく、時とともにジリ貧に陥っていくのは世の常である。目先だけの品揃えでも長続きはしない。博多の長浜ラーメンでも美味しいと評判の店舗が、FC展開しても、FC店では本家と同じ味を出せず、美味しくなく潰れていく店が殆どであったという。たい焼きもまったく同じであり、同じ店舗名でも、東京で食べるのと九州で食べるのとでは微妙に味が異なる。同じ原材料を使用したところで、焼き職人により味は異なるものである。そのため美味しいたい焼き屋は、リピート客さえ多ければこれからも生き残ろうが、美味しくないたい焼き屋は自ずと自滅していくことになる。 
既にたい焼き屋密集地やロードサイド店では、閉鎖している店舗も多くなってきている。

某調査会社の報告によると、FC展開している白いたい焼き店舗が593店舗、一方、従来の(焼き茶色の)たい焼き屋の店舗は409店舗と、白いたい焼き屋が茶色のたい焼き屋を圧倒している。
しかし、茶色のたい焼き屋の老舗は、味へのこだわりから、過度なブームの中であり、積極的なFC展開はしていないのが現状である。

とある老舗のたい焼き屋さんは、これまで1店で経営してきたが、FC店依頼がブームで殺到、自店舗の看板の信用を落とさないよう、FC出店には修行も含め色々制約を設けているとのことであった。


 

[ 2010年9月15日 ]
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