ダイハツ、安全重視の新型車「ミラトコット」を発表 N-BOXより大幅に安い
軽自動車の開発競争で安全性に焦点をあてる流れが強まっている。価格の安さを維持しつつも、自動ブレーキや衝突回避システムなどを備えた高機能モデルが販売の中心に位置づけられており、かつての燃費中心の競争が変化している。
ダイハツ工業は25日、新型車「ミラトコット」を発表。若い女性を意識した車種で、軽業界で初めて座席横のサイドエアバッグや窓を覆うエアバッグを全モデルで標準装備に。歩行者も認識できる自動ブレーキなどを備えた、衝突回避システムも多くのモデルで導入した。
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バック走行時に、車を空から見たような視点で位置確認できるモニター装置などもつけられる。
運転のしやすさにも工夫し、低速走行時のハンドル操作は昨年発売の「ミライース」と比べて30%軽いという。
車体のデザインにもこだわり、20~30代の女性社員7人でつくる開発チームが「ユーザーが求めるかわいらしさの基準が、よりシンプルな方向に変化している」と分析。ボディーの曲線を減らした箱形にした。
希望小売価格は消費税込107万4600円~142万5600円(4WD)で、衝突回避システムを備えるモデルは113万9400円から。
同クラスの安全性能のN-BOXと比較すれば、60万円以上安い。
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[ 2018年6月26日 ]