SUBARU群馬製作所 16日から操業停止 パワステ部品欠陥見つかる
SUBARUは、車の電動パワーステアリングの部品に不具合が見つかったことから、原因を調べるため今月16日の夜間から群馬県にある国内唯一の組み立て工場の操業を取りやめていて、影響はすでに1万台以上に上っている。
操業を停止しているのは群馬県太田市にある同社最大のSUBARUの「群馬製作所」(年生産キャパ60万台以上)の乗用車の組み立て工場。
会社では、不具合の原因を調べ対応策を検討しているが、操業再開のめどは立っていない。
この工場は昨年、SUBARUの世界での生産台数の半分以上に当たる約66万台を生産していて、このうち8割が輸出向け。
操業停止が長引けば業績への影響も懸念されている。
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SUBARUは、2017年秋に無資格の従業員に出荷前の車の検査をさせていた問題が発覚、その後、燃費データの改ざんやエンジン部品の不具合による大規模リコールを実施するなど品質をめぐる問題が相次いでいる。
以上、
同社の強みである品質・技術・安心・安全を売らなければ、自動車は売れなくなる。米国で売れているため、経営陣が漫然となり利益最優先の経営体質に陥り、同社の最大の武器である品質面が総崩れしているようだ。初心に返り品質基準を飛行機に求める必要があろうか。
今回の電動パワーステアリング部品は、外注品と見られるが、徹底した外注製品管理も社の命だ。再び大量リコールにつながる可能性もある。
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[ 2019年1月23日 ]