アイコン 火山活動25日の状況 阿蘇山・桜島・草津白根山

 

 

<阿蘇山>25日17時現在、
・中岳第一火口では、22日11時05分に発生した噴火が、本日(25日)15時現在も継続しています。22日以降、噴煙が最高で火口縁上1100mまで上がった。
火山性微動の振幅は、概ね小さい状態で経過している。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、やや多い状態で経過している。
GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線の伸びは停滞している。
現在も噴火活動が継続。今後の火山情報に要注意。

防災上の警戒事項等
中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に要警戒。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため要注意。また、火山ガスにも要注意。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないこと。

<草津白根山>25日16時現在、
草津白根山(白根山(湯釜付近))は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)。
2019年9月上旬頃から湯釜浅部の膨張を示す傾斜変動が観測されている。変化は鈍化している可能性があるが、膨張を示す傾斜変動は継続していると考えられる。
湯釜付近を震源とする火山性地震は増減を繰り返しながら引き続き発生しており、5月中旬以降は少ない状態で経過している。

防災上の警戒事項等
湯釜火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に要警戒。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないこと。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため要注意。
25日18時から26日12時までに噴火が発生した場合には、降灰及び小さな噴石の落下が予想され、25日21時から24時までは火口から東方向、26日09時から12時までは火口から北東方向に降灰が予想される。
噴煙が火口縁上1000mまで上がった場合の火山灰及び小さな噴石の落下範囲を示している。
噴火発生時、小さな噴石の落下が予想される範囲内では、屋内や頑丈な屋根の下などに移動すること。

<桜島>25日17時現在
桜島では、活発な噴火活動が続いている。
南岳山頂火口では、22日から噴火が13回発生し、このうち3回爆発した。噴煙は最高で火口縁上2200mまで上がった。弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で6合目(南岳山頂火口より800mから1100m)まで達した。また、同火口では、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測した。
22日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり1200トン(前回5月12日、2700トン)とやや多い状態だった。
火山性地震は少ない状態で経過している。噴火に伴う火山性微動が発生した。
桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が多い状態であることや、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部へのマグマ供給が継続していることから、今後も噴火活動が継続する可能性がある。
22日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおり。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがある。
火山性地震、火山性微動、爆発
5月22日、3回、1回、2回
5月23日、3回、11回、1回
5月24日、5回、15回、0回
5月25日15時まで、5回、20回、0回

防災上の警戒事項等
南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に要警戒。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため要注意。
爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため要注意。
なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性があるので要注意。

 

[ 2020年5月25日 ]

 

 

 


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