アイコン ベトナム漁船 また中国船に突撃される 漁獲物や機材奪われる


ベトナム政府は14日、領有権を主張する南シナ海の海域で、ベトナムの漁船が中国の船に襲撃され、漁獲物などを奪われたと発表した。
南シナ海をめぐっては各国が新コロナの感染対策に追われる中、中国が活動を活発化させていると懸念が出ている。

今月10日、南シナ海の西沙諸島(パラセル諸島)で、ベトナムの漁船が中国の船に襲撃され、漁船に乗り込んできた中国の船の乗組員に、漁獲物や漁船の機材を奪われたという。
漁船は、襲撃された際、沈没のおそれがあったということで中国側に捜査を行うよう求めた。
南シナ海をめぐっては、中国が南シナ海にかつてに九段線を敷き、国際司法裁判所の無効判決さえ認めず、ほぼ全域の管轄権を主張しているのに対し、ベトナムなどが一部の島などの領有権を主張している(ベトナムは対抗し、実効支配の島にロケット舞台を常駐させている)。
ベトナム政府は今年4月にも、ベトナムの漁船が中国海警局の船に沈められたとして抗議したほか、中国による新たな行政区を設置するという発表に反発する声明を出している。
以上、

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当問題は、西沙諸島は元々ベトナムが実効支配していたが、ベトナム戦争時、中国が南ベトナム海軍艇を追い払い実効支配したままとなっている。
ベトナム戦争後1979年、中国がベトナムに侵攻し、ハノイ近郊まで侵攻し破壊の限りを尽くした。
これはカンボジアにベトナム軍が侵攻、カンボジアのポルポトを支援していた中国とベトナムが対立していたことによるもの。
ベトナム正規軍がカンボジアから急遽戻り、ベトナム戦争を戦い抜いたベトナム正規軍の猛反撃を受け、中国軍は逃げ帰った中越戦争、両国は非常に仲が悪い。
カンボジアでポルポトを支援していた中国、結局、中国の支援によりカンボジアをポルポトが支配し、何百万人も自国民を大量虐殺した事件を発生させた。
現在中国の西域では150万人ともされるムスリムのウイグル民族を収容所に隔離し、軍隊の監視の下に、強制労働をさせ、思想教育を行っている。何れ、香港にも大量の収容所が建設されることだろう。

米国のオバマが経済優先で中国にのめりこみ、西沙諸島にグアムを睨むミサイル基地など作ったにもかかわらず何も問題視せず、また、ベトナムが大陸棚で原油開発を行うとメジャーに採掘・試掘権を与えたが、中国がメジャーに対して取引しないぞと恫喝を入れ、全開発予定鉱区から石油開発会社が撤退した。そのときにも、米メジャーが参入していたものの、オバマは中国様に介入しなかった。

南シナ海問題もオバマが問題視せず、中国が千隻の漁船などを利用して埋め立ててから、米軍部の突き上げにあい、オバマは自由の航行作戦を行うようになった。
オバマは内政的にはどうか知らないが、外交は、特に中国に対しては中国大明神を神棚に飾っていた。

オバマは、ロシアではCIAを使いソチ冬季五輪(2014年2月)でプーチンが動けないことを見計らって開催期間中に、ウクライナでクーデターを起こさせた。事前にCIA長官ら米高官らが何人もウクライナを訪問していた。
ソチ五輪直後、カンカンに怒ったプーチンは切れまくり、ロシア民族が多いクリミヤ半島を急襲して占領、ロシア兵を義勇兵に仕立て上げ、ウクライナ東部のロシア民族を支援し、軍事衝突し、ロシアの義勇兵らはマレーシア機をミサイルで撃墜する事件も起こした。

米国はじめ西側がクーデターを起こさせるなら、軍隊でも空母でも派遣していれば、クリミア半島の強奪は不可能だったろうが、結局、政権転覆だけで終わり、西側の支援で息接ぐ現在のウクライナは、前政権同様不正の山、ましてやソ連崩壊時、ウクライナは中国に空母を売却したときから好かん。
こうした事態にオバマは、強力な経済制裁を行い、ロシアは経済が恐慌状態、ロシアに助け船を出したのが中国であった。再び冷戦時代に至っている(領土問題もあり両国の中はよくなかったが、手を結ばせてしまった)。
日本はウクライナ問題に関係ないにもかかわらず、尻軽にもオバマ様・米国様の求めに応じロシア制裁。その結果、日本は北方領土返還交渉がうまくいっていたにもかかわらず、台無しにしてしまい今日に至っている。

南沙諸島の中国の要塞は、何れ、巨大神風が吹き、跡形なくなることだろう。
中国の大気汚染(オゾン層破壊物質のフロンガスの大量生産+硫黄酸化物の大気への大量放出)が地球を破壊しており、すでに地球の気象は大きく狂って来ている。当然、温暖化により巨大神風が出現し、南シナ海の要塞を襲う確率は日々、高まっている。

 

[ 2020年6月15日 ]

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