アイコン マードック流、変わり身の早さFOXニュースを痛烈批判/トランプ大統領


敗北を認めない米トランプ大統領は12日、ツイッターで、「トランプ寄り」で知られる保守系メディア、FOXニュースを痛烈に批判した。
FOXの視聴率について「日中は完全に崩壊した。週末の昼間も悪い。こうしたことを見るのはとても悲しいが、彼らは何が彼らを成功させたのか、導いたのかを忘れた」と投稿。自分を軽視したからだと言わんばかりの主張を展開した。
今回の大統領選でFOXは、バイデン寄りでトランプ大統領が常に目の敵にしているCNNや主要メディアが激戦州アリゾナの当確を控える中、早めにバイデン勝利と報道。バイデン氏を次期大統領と呼び、ホワイトハウス報道官の会見を途中で打ち切るなど、“トランプ離れ”ともとれる対応をみせている。
以上、

FOXニュース、ニョーヨークポストなど世界のメディア王として知られるマードックがオーナーのFOXグループ、マードックは保守系と知られ、トランプがメディアらしいのはFOXニュースだけだと評価し、トランプ支持者がFOXを視聴、視聴率戦争で大化けとなった。
FOXニュースにも1人だけ反トランプがいるようで、今年5月に、大統領選の世論調査でトランプ大統領はバイデン候補に10ポイント以上離されていると2度も報じ、トランプが激怒し、その後、そうした記事は出なくなっていた。
マードックにしてみれば、トランプをヨイショしてきて大きな利益を得てホクホク、しかし、大統領選で負けたトランプの賞味期限はもう切れたと判断したのだろう。

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だが、トランプに対して選挙では7100万人が投票しており、トランプが今後もFOXニュースを叩けば、FOXニュースから大勢の購読者や視聴者が離反するものと見られる。
トランプにしろ、マードックにしろ商売人である。

ルパート・マードック
豪州から出発し世界的メディアや映画社を買収し続け、現在では、ニューズ・コーポレーシのCEO、傘下にタイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、20世紀スタジオ、FOXテレビジョンなど大手新聞・テレビ・映画会社などを傘下におさめている。
傘下の英国のサン紙は王宮に盗聴器を仕掛け、ゴシップ記事を掲載、盗聴がバレて英国会でも問題となり、経営していたマードックの息子やマードック一族が今後、サン紙の経営に関与しないとして閉鎖を免れていた。やることなすこと異常領域のマードック系の3流紙でもある。

 

[ 2020年11月14日 ]

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