アイコン 11月の首都圏の分譲マンション販売動向 ▲15%減 契約率悪化


不動産経済研究所によると11月の新コロナ惨禍の中の首都圏の分譲マンションの販売状況は、
1、11月の新規発売戸数は2,790戸。対前年同月(3,293戸)比▲15.3%減、対前月では3,358戸で▲16.9%減だった。

2、11月の地域別発売戸数は、
東京都区部 933 戸(全体比33.4%、前年同月比 28.6%減)、
都下 454 戸(同 16.3%、176.8%増)、
神奈川県 487 戸(同 17.5%、1.0%減)、
埼玉県 333 戸(同 11.9%、66.2%減)、
千葉 583 戸(同 20.9%、68.0%増)。
東京都のシェアは 49.7%。

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3、新規発売戸数に対する契約戸数は 1,620 戸で、月間契約率は58.1%。前月の70.4%に比べて 12.3 ポイントダウン、前年同月の 55.2%に比べて2.9 ポイントアップ。

4、11月の地域別契約率は、
都区部55.4%、
都下 45.4%、
神奈川県 58.3%、
埼玉県 67.0%、
千葉県 66.9%。

5、11月の1戸当り平均価格、1 ㎡当り単価は、5,922 万円、90.3 万円。 2020年10月は6,130 万円、95.3 万円であったので、前月比総額では208 万円(3.4%)のダウン、㎡単価は5.0万円(5.2%)ダウンしている。2019 年 11 月は 5,469 万円、80.8 万円であったので、前年同月比総額では 453 万円(8.3%)のアップ、㎡単価は 9.5 万円(11.8%)アップ。

6、11月の地域別平均価格、1 ㎡当り分譲単価は以下のとおり。
東京都区部7,695 万円、127.6 万円(12.0%アップ、18.4%アップ)、
都下 4,991 万円、70.2 万円(7.8%ダウン、19.5%ダウン)、
神奈川県5,821 万円、90.4 万円 (1.5%アップ、9.2%アップ)、
埼玉県 5,146 万円、73.5 万円(32.5%アップ、36.6%アップ)、
千葉県 4,339万円、63.5 万円(0.1%ダウン、2.6%アップ)。

7、11月末現在の翌月繰越販売在庫数は6,841戸で、2020 年10月末現在の6,468 戸に比べて 373 戸の増加。2019 年11月末残戸数は7,525 戸だった。

8、12月の発売戸数は4,500 戸の見込み、’19 年12 月6,392 戸、’18 年12月7,462 戸であり、大幅に減少する見込み。
以上、

 

[ 2020年12月17日 ]

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