アイコン 2月の近畿圏の分譲マンション販売戸数66%増 契約率の高水準/不動産経済研究所


不動産経済研究所は2月の近畿地区の分譲マンション販売状況を次のとおり発表した。
調査対象地域=大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の2府4県

1、2月の新規発売戸数は対前年同月比66.0%増の1,718戸と急増した。

2、2月の地域別発売戸数は、
大阪市部 706 戸(全体比 41.1%、前年同月比20.3%増)、
大阪府下 243 戸(同 14.1%、29.9%増)、
神戸市部 206 戸(同 12.0%、151.2%増)、
兵庫県下 322 戸(同 18.7%、142.1%増)、
京都市部 204 戸(同11.9%、1,754.5%増) 、
京都府下 12 戸(同 0.7%、前年供給なし)、
奈良県 10 戸(同 0.6%、前年供給なし) 、
滋賀県 3 戸(同 0.2%、▲89.7%減) 、
和歌山県 12 戸(同 0.7%、100.0%増)。

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3、新規発売戸数に対する契約戸数は1,349戸で、待っていたかのように月間契約率は78.5%と非常に高くなっている。

4、2月の地域別契約率は
大阪市部79.9%、
大阪府下 73.3%、
神戸市部 77.7%、
兵庫県下 76.1%、
京都市部 84.3%、
京都府下 83.3%、
奈良県70.0%、
滋賀県 100%、
和歌山県 83.3%。

5、2月の 1戸当り平均価格、1 ㎡当り単価は、3,954万円、73.1万円。前年同月比は戸当り価格・㎡単価ともに 2ヶ月連続でのアップ。
ただ、2021年1月は4,629万円、67.3万円であったので、前月比総額では▲675万円(▲14.6%)のダウン、㎡単価は 5.8万円(8.6%)のアップ。
2020年2月は3,370万円、67.1万円であったので、前年同月比総額では584万円高(17.3%)の大幅アップ、㎡単価は6.0万円(8.9%)のアップとなっている。

6、2月の地域別平均価格、1 ㎡当りの分譲単価は以下のとおり。
大阪市部 3,793 万円、87.2 万円、
大阪府下 4,745 万円、66.0 万円、
神戸市部 3,449 万円、70.2 万円、
兵庫県下 4,694 万円、63.3 万円、
京都市部 2,876 万円、 73.4 万円、
京都府下 4,146 万円、55.7 万円、
奈良県 4,971 万円、63.7 万円、
滋賀県 4,037 万円、61.0 万円、
和歌山県 3,531 万円、48.1 万円。

7、即日完売物件は 22 戸(全体の1.3%)、フラット 35 登録物件戸数は 990 戸(同 57.6%)であった。
即日完売物件(9 物件 22 戸)
(1)アービング荒本駅前通り 1 期 1 次 (大阪・東大阪市 9 戸 2,958 万円 53.0 万円 平均 1.2 倍 最高 2 倍)
(2)武庫川 2 期 9~11 次 (兵庫・尼崎市 4 戸 3,171 万円 46.4 万円 平均 1.3 倍 最高 2 倍)
(3)ジオ大津京町 1 期 5・6 次 (滋賀・大津市 3 戸 4,037 万円 61.0 万円 平均 1 倍 最高 1 倍)

8、2月末現在の継続販売在庫数は3,456 戸で、2021 年 1 月末現在の 3,458 戸に比べて 2 戸の減少。

9、3月の発売戸数は 1,400 戸程度の見込み。2020年3月1,528戸、2019年3月 1,449戸。
以上、

 

[ 2021年3月18日 ]

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