アイコン 米FTC ソフトバンクの子会社アームのエヌビディアへの売却、提訴で阻止へ


米連邦取引委員会(FTC)は2日、米半導体大手エヌビディアによる英半導体設計企業アームの買収を阻止するため提訴したと発表した。

エヌビディア傘下入りは競争環境を弱め、技術革新に有害な影響を及ぼすと指摘した。訴訟は来年5月に始まる予定。

アームは、ソフトバンクグループ(SBG)の傘下にある。

SBGは昨年、財務と投資の強化に向け、エヌビディアと最大400億ドル(約4兆5000億円)での売却で合意したが、各国当局や企業が懸念を示している。

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2016年9月、ソフトバンクが全株を 約240億ポンド(当時約3.3兆円/現在3.6兆円)で買収し、昨年9月エヌビディアに売却することで合意し、独禁法で各国の承認をとっているところで今回の問題。米国が買収を阻止すれば、売買契約は反故になる。

アームは中国にも進出しており、銭しか頭にないソフトバンクのオーナーはアームの中国子会社株の51%を中国企業(複数)に売却していた。アームのシステム半導体や設計組み込み半導体はサムスン電子も製造している。

ソフトバンクは中国事業でぐちゃぐちゃになってきている。滴々の米市場撤退はタイミングが悪く、今回のIPOにまで影響している。

[ 2021年12月 3日 ]

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