アイコン 北朝鮮北東部で地震頻発 白頭山の噴火の可能性は・・・


隣国の気象庁が15日、同日午前6時52分ごろ、北朝鮮北東部の咸鏡北道吉州郡でマグニチュード(M)2.5の地震が発生したと発表した。
震源の深さは約29キロ。
吉州郡には北朝鮮の核実験場があるが、隣国気象庁は核実験などによる人工地震ではなく、自然地震と判断した。
吉州郡では11日午前にもM3.1の地震が発生。今年に入り朝鮮半島で発生した地震としては最も大きい規模。14日午後もM2.3の地震が2回発生している。
以上、

震源地から白頭山(標高2744m)までは110キロ~140キロ、核実験場の豊渓里の万塔山から白頭山までは約100キロ、白頭山の地下マグマが地震の揺れに乗じて噴出するおそれもある。

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白頭山の噴火は、893年、917年、946年(巨大噴火)、1413年、1597年、1668年、1903年、1925年(小規模)が最後。500年周期説を超えている。
946年の巨大爆発では日本の東北や奈良県に火山灰の痕跡地層がある。

山頂中央部は毎年3ミリ上昇しているという。これは地下マグマの圧力によるものとされている。マグマだまりの岩盤にマグマ地震の圧力や地震などでひびが入れば、マグマがその隙を通り噴火ということになる。

白頭山はプレート間干渉による火山ではないため、どうして火山があるのかについては、
ユーラシア大陸プレートに対して太平洋プレートが沈み込んでいるが、太平洋プレートのマントル遷移層スタグナントスラブ(太平洋プレートがマントルに沈み込んでいるところ)に、大きな穴が空いていることが発見され、その穴と白頭山の成因に関連性があると考えられている。

日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)、大陸の寒気団が南下するに伴い、寒気団は白頭山に衝突、南北に分かれ、南に流れた寒気団は偏西風により日本海上へ、北へ流れた寒気団も日本海へ至り、再び大寒気団に変身、日本に暴風雪をもたらす。それほど大きな山でもある。



 

[ 2022年2月15日 ]

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