アイコン BRICS加盟国拡大 西側対抗勢力にすべきではないのだが・・・


BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)は新興5ヶ国グループだが、イランやアルゼンチンが加盟申請。
イランの報道官が27日、「双方にとって付加価値をもたらす」と述べた。
これとは別に、ロシア外務省報道官によると、アルゼンチンもBRICSへの加盟申請しているという。
BRICS加盟各国は自国益のため、資源・穀物をコントロールする戦略を構築する可能性もある。
当然、西側に対抗し、策略を張り巡らしている中心国は中国にほかならない。
今回のBRICS会合で、ブラジルとロシアは穀物に関し協議機関を設けることで一致している。

スポンサーリンク

ロシア制裁では47ヶ国+地方であり、国連では150ヶ国あまりは露制裁に反対か棄権している。
欧米メディアは、西側の協力を得られなくなるリスクがあり、棄権国の多くが立場を明らかにしていないというが、すでに物価は反対国も棄権国でも高騰、対ドル為替安まで生じ、西側主導の制御統制なき新自由主義経済体制に異論を持つ国も増加しているものと見られる。

西側が自国主義に走らず、小国や新興国を3ヶ国ずつ支援すれば、中国覇権も頓挫するだろうが・・・。

欧州、特に西欧は過去の植民地支配国を今もって関係を持っていると錯覚し、すでに国益そのものが老体化している。
また、米国もトランプ政権のような海外国は知ったことかの政治では、中国の覇権浸透は食い止められない。

アフリカの資源国でさえ、中国は一貫して一帯一路覇権戦略行使、大量の中国人を送り込んでのインフラ投資をし続け、いまや中国に足を向けて寝る国はない。
西側のあらゆる優位性も時が経てば雲散霧消する。50年100年単位で大きく変化していく。

投票率も低く、政権もころころ変わり一貫性に乏しい民主主義国の有様も問われている。

[ 2022年6月28日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧