アイコン キナ臭くなってきたリトアニアと露カリーニングラードめぐる攻防


キナ臭くなってきたNATOリトアニア 露飛地カリーニングラードへの鉄道輸送を阻止

バルト海沿岸の小国リトアニアが、ロシア本土から自国の領土を経由してロシアの飛び地のバルト海に面するカリーニングラード州に向かう貨物の輸送を制限した。

リトアニアは先立つ17日、ロシアに対してカリーニングラード側に18日0時からEU制裁対象物品の自国の「スヴァウキ・ギャップ」を経由しての鉄道輸送を中断すると通知した。

ニューヨークタイムズ(NYT)によると、該当品目は石炭・鉄鋼・建設資材・金属・コンクリート・先端工学製品などで、リトアニアを経由する貨物全体の50%ほど。

リトアニアメディアのLRTは、EUの対ロシア制裁が続く場合、7月10日にはセメント・アルコールの鉄道輸送を禁止、8月10日には石炭・固体燃料などの鉄道輸送を禁止すると伝えた。

カリーニングラードは歴史的にドイツ領東プロイセンの北部で、終戦後にソ連に合併されてロシアに継承された。
ロシア鉄道当局はロシア本土-ベラルーシ・ミンスク-リトアニア・ビリニュスを経由する鉄道で物資を輸送してきた。

 

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リトアニアが2000年代初めにEU加盟を進めてカリーニングラードの孤立をめぐる論争が勃発、ロシアとEUは積み替え手続きを簡素化する貨物運送協定を締結し、2003年から現在までこの鉄道を利用してきた。

しかし、ロシアが2月24日にウクライナに侵攻し、EUがロシアを制裁したことから、EU加盟国でもあるリトアニアは、ロシアが飛び地のカリーニングラード州に向かわせる鉄道での制裁品の自国領内運行を認めないとしたもの。

バルト海に面するロシアのカリーニングラード州は、ロシアがもしもウクライナで核を使用した場合、NATOが報復措置として、ロシア本土と異なる飛び地の同州を核攻撃する可能性が報じられていた地でもある。

ロシアに対し強硬派であるポーランドおよびリトアニア含むバルト3国、強硬手段に出たようだ。
当然、NATO加盟国であり、牧場などあるものの人がほとんど居住していない平坦な森林地帯の「スヴァウキ・ギャップ」は、南でポーランドに接し、ロシアが占領や実効支配でもすれば、NATO軍とロシア軍が直接対峙することになる。

同地でのロシア軍に勝ち目はないだろうが、衝突すれば核戦争に至るリスクがさらに高まることにもなる。

こうしたことを受け、ロシア外務省は20日、自国のリトアニア大使代理を呼び、「リトアニアを通じたカリーニングラード州とその他のロシア領土の間の貨物輸送が近く完全に復元されなければ我々の権利を行使する」という立場を表したとロイター通信が報じた。

一方、ロシアがリトアニアに警告したことから、リトアニアでは「スヴァウキ・ギャップ恐怖」が広がっていると伝えた。
鉄道路線が通る「スヴァウキ・ギャップ」一帯はNATO加盟国のポーランドとリトアニアの間の約100キロの国境地帯。

リトアニアはロシア牽制のためにバルト海地域に駐留するNATO兵力の増強を望んでいる。今月29、30日にスペイン・マドリードで開催されるNATO首脳会議でこれが議論されるという。
以上、

当然、バイデン大統領は露制裁の実効性からリトアニアを賞賛することになる。リトアニア領地を侵害すれば、ウクライナのように最新ミサイルなど兵器の供給だけではなく、NATO軍はロシア軍に直接対峙し、ロシアが輸送を強行したり、リトアニアの地の一部でも実効支配すれば、即戦争状態に至る。

ぷっちんプーチンはすでに切れ切れに切れており、バイデンもいつ切れてもおかしくない状態にある。

ロシアは通常兵器の大部分をウクライナ攻撃に使用しており、NATO軍に対峙できる兵器は限られ、劣勢になれば、勢い核ということも考えられる。
また、ロシアはリトアニアでNATO軍と対峙することになれば、その鉾先を再度ウクライナに向け、首都キーウなどを無差別ミサイル攻撃を行う可能性もあり、そして風向きしだいではウクライナに核攻撃を仕掛ける可能性もある。

チェルノブイリ原発の爆発は1986年4月、放射性物質は当初モスクワ方面に向かい、当時のソ連は途中の森林地帯で人工降雨を降らせ、モスクワヘ放射性物質のほとんどを飛来させなかったとされるが、その後、大気は欧州へ流れ、欧州全体を恐怖に陥らせた。核攻撃の場合、原発爆発どころではないだろう。

むかしむかしそのむかし、戦争に明け暮れ疲弊し続けた支配者たちは一応に救世主を探し求め、登場したのが巫女の卑弥呼、平和の時が訪れたと魏志倭人伝に掲載されているとさ。皇祖神である天照大神も女神様。

[ 2022年6月22日 ]

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