アイコン 米NASA 小惑星の軌道を変える実験に成功


NASAは探査衛星DART(Double Asteroid Redirection Test )を地球近傍小惑星 (NEO) として知られる小惑星ディディモス を公転している衛星ディモルフォスに衝突させ、軌道を変えることに成功した。
ディモルフォスの直径は約170mでエジプトのギザの大ピラミッドと同程度で、密度が低いラブルパイル天体であると特徴づけられている。地球に接近する小衛星を遠ざける実験の一環で行われ成功した。

DARTは昨年11月24日に打ち上げられ、9月26日に約 6.6 km/sの速度で衝突、その後の経過をNASAはじめ、八ップルやウェッブ宇宙望遠鏡および衝突前に切り離された撮影用のキューブバック衛星の光学撮影機2機により観測している。
今回の衝突により、ディモルフォスはディディモスの公転周期が短くなると見られている。

2029年には、「死の神」の異名を持つ巨大小惑星「99942アポフィス」が地球に接近する。直径約335メートル。ただ、アポフィスは地球に接近するも衝突する危険性はなく、地球から約3万キロの距離を通過する見通し。

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[ 2022年10月28日 ]

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