アイコン ヤマハ発動機 12月期第3四半期 マリン絶好調


同社の第3四半期までの業績は、前期に引き続き、感染を恐れた人たちが通勤にバイクを利用する人たちが世界的な増加を享受している。また、新コロナ下でのレジャーにマリンが大きく売上高も営業利益率も伸ばしている。近くのヨットハーバーも近年にない利用者増から窺いも知れる。
ただ、産業用ロボットは世界的な混乱とインフレ退治の金利高に企業が設備投資を控える動きとなっており、円安からすれば実質マイナスとなっている。

いつまでもロックダウンをし続ける中国でも、最近は都市全体ではなく、区などに限定してロックダウンとなっているものの、感染地域では規制が強化され、通勤客のバイク利用者が急増しているニュースも伝わってきている。

同社は12月期の決算予想でも利益を200億円あまり増加すると修正(1450億円⇒1630億円)している。理由はコストダウンとしているが、これまでコストダウンや生産の効率化はいくらでも進めてきており、マリン事業の好調とと為替の影響がほとんどではないだろうか。

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ヤマハ発 2022/12期Q3 部門別の売上高と営業利益率

連結/億円

売上高

営業利益

事業分野

当期 

前期比

当期 

前期比

利益率

バイク等

10,853

23.0%

661

9.6%

6.1%

マリン

3,987

31.8%

842

30.5%

21.1%

ロボット等

878

-0.8%

109

-21.0%

12.4%

金融

446

24.6%

134

-10.1%

30.0%

その他

606

13.3%

-6

 

 

合計

16,771

23.1%

1,741

12.5%

10.4%

 

ヤマハ発動機

22年12月期 第3四半期決算 日本基準

連結/百万円

売上高   

営業利益

←率

経常利益

株主利益

21/12Q

1,362,618

154,629

11.3%

160,595

137,014

22/12Q

1,677,127

174,185

10.4%

189,953

133,073

22Q2/21Q2

23.1%

12.6%

 

18.3%

-2.9%

22/12期予想

2,270,000

220,000

9.7%

233,000

163,000

22/21期比

25.2%

20.7%

 

23.0%

4.8%

21/12

1,812,496

182,342

10.1%

189,407

155,578

20/12

1,471,298

81,672

5.6%

87,668

53,072

19/12

1,664,764

115,364

6.9%

119,479

75,736

 

[ 2022年11月 8日 ]

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