起訴裁判中の人物が次期大統領候補の最有力候補 韓国・李在明氏35%で圧倒 準備を
李在明ともに民主党代表は、城南市長時代の公有地再開発の問題などで起訴されているが、韓国特有の左右論で次期韓国大統領の最有力候補となっている。
韓国の場合、裁判は一方が上告する限り、最高裁の判決が出るまで無罪扱い、その間、国会議員の品格などまったくない国でもある。
下半身問題ではなく、政治的に致命傷となる事案で平然とともに民主党の代表でいられる異常な国家ともいえる。
3月7日発表された韓国ギャラップ調査では、李在明ともに民主党代表が、次期大統領にもっともふさわしい人物として35%のダントツの支持率を得ている。
<政権交代は>
韓国で早期大統領選挙が行われた場合、
野党候補が当選(政権交代)すべきという回答が52%、
与党候補が当選(政権維持)すべきという回答が37%だった。
3月7日に発表された韓国ギャラップの定期世論調査(4〜6日、有権者1003人対象に電話インタビュー調査で、回答は142人(14.2%)。
1月14〜16日の調査では、政権交代が48%、政権維持が40%だった。
その差が8ポイントから15ポイントまで広がった。
<中道層は>
今回の調査で大統領選の勝敗を分ける中道層の回答を見ると、差はさらに大きい。
政権交代は61%、
政権維持は28%
でその差は33ポイント、2倍以上上回っている。
先月(2月)11〜13日の調査では、
中間層で政権交代と政権維持の差が21ポイントだったが、わずか1週間後の2月18〜20日の調査では35ポイント差に拡大し、ほぼ固まってきている。
<次期大統領には誰がふさわしいか>
最大野党「共に民主党」の李在明代表が35%(うち中道層39%)、
キム・ムンス(金文洙)雇用労働部長官が10%(うち中道層5%)、
与党「国民の力」のハン・ドンフン(韓東勲)前代表が6%(うち中道層6%)、
ホン・ジュンピョ(洪準杓)大邱(テグ)市長が5%(うち中道層5%)、
オ・セフン(呉世勲)・ソウル市長が4%(うち中道層3%)、
元国民の力代表、現「改革新党」のイ・ジュンソク(李俊錫)議員が1%(うち中道層2%)の順だった。
1月から現れた支持率指標に大きな変化はなく、固まってきている。
1月14〜16日の同調査では、中道層の李在明代表の支持率は28%だったが、この数値が今回は11ポイント上昇している。一方、与党候補群の中道層支持率には大きな変化がなかった。
ほかの世論調査会社もほぼ一緒。
6日に公開されたエムブレイン・パブリック、Kスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチの定例全国指標調査(3〜5日、全国有権者1000人を対象に電話インタビュー調査。95%の信頼水準で標本誤差±3.1ポイント、回答率19.4%(194人)、携帯電話仮想番号方式)の結果の中道層支持分布もギャラップの調査と似ている。
早期大統領選が行われた場合、
政権交代のために野党候補が当選すべきという回答は48%(中道層55%)、
政権維持のために与党が再び政権を握るべきという回答は39%(中道層31%)だった。
次期大統領にふさわしい人物を問う質問には、
李在明代表が29%(中道層31%)、
金 文洙雇用労働部長官が10%(中道層6%)、
オ・セフン(呉世勲)・ソウル市長8%(中道層4%%)、
韓・ドンフン国民の力前代表6%(中道層5%)、
ホン・ジュンピョ大邱市長6%(中道層4%)
の順だった。
民主党と李代表側に集まった中道層を再び引き入れる案が急がれるが、国民の力は依然として岩盤支持層に向けたメッセージ発信に集中している。
国民の力のクォン・ソンドン院内代表は3月7日、院内対策会議で、李在明代表について、「この人が政権を取れば、大韓民国を血の粛清で染め、国をさらに大きな混乱に陥れるだろう」と主張した。
韓・ドンフン前代表も6日、大学生団体の討論会で「李代表が悪い人だとはこれ以上言わない。あの方は本当に危険な人物だ」と主張した。
5日、李在明代表が、昨年の自身の逮捕同意案可決の過程で、「ともに民主党」議員の一部(非李在明派)が「検察と手を結んだ」と発言した。
この発言を批判したものだが、尹大統領の弾劾訴追以降「李・在明政権発足の恐怖」を煽る発言が相次ぐ中、(李代表に対する)中道層の支持はむしろ固まった状況となっている。
韓国の中道層は中道ではなく迎合主義層、北朝鮮派・中国派に傾倒しているようだ。
以上、
李在明氏が夏場までに大統領になった場合、氏は日本を「敵性国家」と位置づけており、日本への影響は当然甚大となる。慰安婦問題も徴用工問題も再び蒸し返す可能性も高い。
体中に傷を持つ人物であり、それを隠蔽するために何をやらかすかまったく分からない。すでに自身が関係する再開発事業の事件などの関係者が何人も自殺している。そうした霊も取り付いているようだ・・・。
2019年8月のノージャパンを主導した人物の一人で、京畿道知事時代、率先して自治体としてジャパンボイコットに動き、違反になることから修正した経緯がある。
李在明氏は、2016年ころには韓国のトランプと称せられ、典型的なアゴ人間・ポピュリスト。韓国の人たちは議員でさえ大言壮語な人物を好む習性があるようだ。
批判からは批判しか生まれない。氏が大統領に就任すれば、文在寅前大統領のように日本批判を繰り返し、目先の支持を拡大する戦略なのだろうか。文氏に食べさせてもらわなかった美味しい冷麺を食べたいのならば、冷麺を食べられるところに住めばよいものを。
ただ、保守も足の引っ張り合い、カリスマを育てられない組織体質が致命傷にもなっている。2者択一の次回大統領選挙、圧倒的多数の野党勢力の国会、大統領選で野党が与党に変われば・・・、・・はどこへ向かわせようとしているのだろうか、また新・・・はどこへ向かうというのだろうか。