アイコン 大揺れの韓国科学界 海外幽霊会議に学者700人出席 予算を遊興費に

 

 

韓国では、企業が兵器や原発の部品さえも平気で品質証明書を偽装し納品する、当然、軍部や関連機関の癒着がそうした不正を可能にしている。
北朝鮮石炭密輸事件では昨年10月、韓国港湾に下ろされた輸入石炭、石炭輸入の際、必需品である成分証明書、税関は10ヶ月あまり意図的か上からの指示があったのか証明書を疑わず、最終購入者への荷役を2月許可し、今年7月国連が暴露し、8月になり韓国税関はやっと証明書が偽装だと確認されたとして関係者を拘束したという(成分証明書を発行会社SGS(スイスの認証機関、出先各国)に問い合わせれば、発行番号もあり1日もせず回答してくれる)。
上から下まで何でもありの韓国のようだが・・・

韓国科学技術界が偽国際学術大会出席や研究費の横領などが次々と明るみになり、大騒動になっている。
科学技術界は、謝罪声明発表はもちろん、最大で合計700人に達する研究者に対する調査と懲戒まで行う見込みという。
特に、最近の偽国際学術大会関連では、研究者の中にソウル大やKAIST(韓国科学技術院/大学)など韓国名門校の教授や学生、科学技術界代表研究機関である韓国科学技術研究院(KIST)の研究者が多数含まれたことが分かり、衝撃が広がっている。

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韓国科学技術団体総連合会
国家科学技術研究会、
韓国科学技術アカデミー、
韓国工学翰林院、
大韓民国医学アカデミー
の5つの科学技術団体の会長らは17日午前、ソウル駅三洞科学技術者総連合会館に集まり、「研究倫理再確立に向けた科学技術界声明書」を発表する予定。

声明書には、偽国際学術大会出席だけでなく、研究開発(R&D)事業予算の不適切な執行、著名研究者の著書代筆、未成年の子女を論文共同著者に含めるなど、最近韓国内で相次いで明らかになって問題になっている研究倫理イシュー全般に対する反省と予防策などが盛り込まれるものとみられている。

偽国際学術大会事態とは、「世界科学工学技術学会(WASET)」という名前の幽霊国際学術大会団体が、世界の研究者を対象に審査過程なく論文を掲載したり、名前だけの国際学術大会に参加したりすることを指す。
学術大会に参加した研究者のうち、相当数は形式的な発表をした後、現地の観光や遊興に多くの時間を使っていたことが分かった。
最近、国内のある専門メディアが初めて報じたこの偽国際学術大会には、700人に達する韓国名門校の教授や学生、政府外郭研究所研究者が関わったとされている。

彼らは国家R&D課題として支援を受けた研究費やBK21奨学金などを流用して海外出張費として使っていた。
彼らの中にはWASETが主導した国際学術大会に22回も参加した研究者もいることが分かったという。

国家科学技術研究会(NST)によると、政府外郭研究所研究者のうち、WASETに参加した人は過去10年間で75人に達することが明らかになった。
また、審査過程なく論文掲載を承認するWASET関連国内研究は380件余りに達することも分かった。
NSTは今回の調査を通じて、虚偽学術団体に参加したことが確認された研究者に対して警告や懲戒などの人事措置を取ることを該当公共研究所に勧告する予定。

NSTのウォン・グァンヨン理事長は「研究者の虚偽学術団体参加は、明白な研究倫理違反で、国民の税金で研究する政府出捐研究機関(出捐研)の場合、その深刻性はさらに致命的だ」とし、「関連者は断固として処罰するよう所管出捐研に勧告する」と述べている。

一方、韓国研究財団のノ・ジョンヘ理事長は16日、就任後初めての記者懇談会で「研究者の不正学術活動を予防するガイドラインを用意する」と述べた。
ノ理事長は「最近になって不正学術団体を広報する電子メールが急増した」とし、「学界からの警告がなかったため、過去10年間、このような(偽)団体が横行することになった」とした。
韓国研究財団は、反復性および故意性が疑われる研究者を中心に懲戒と研究費回収に乗り出す考え。

ノ理事長はこの日、研究費横領の疑惑がもたれている「韓国科学創意財団」ソ・ウンギョン理事長に対する監査結果にも言及した。
ノ理事長は、「検察の捜査とは別に、材料費不正執行に対しては、研究財団次元で研究費を還収して国家R&D事業への参加を制限することを検討している」と話した。

国内科学技術界のある幹部は「今回の事態を契機に、自発的な自浄努力を加えて韓国科学技術界に対する社会的信頼を高めて、国民のための科学技術の社会的責任性を強化する契機にしなければならない」と述べた。
以上、韓国紙参照

日本の国会議員や地方議員の海外視察旅行も似たようなもの。公明正大にそんな予算を税金で付けるべきではなく、必要な海外視察はそのつど必要目的に応じて予算をつければよい。お上意識が100年たっても200年たっても抜け切れぬ議員やド官僚たちだらけ。それでいて、財政は厳しい限りとおっしゃる方々だ。

学者たちの学会出席は、旅行会社が学会出席から最寄りの観光地宿泊地までセットにしてくれる。韓国の場合は、常に日本を超え、幽霊学会まで用意し、学者たちは幽霊参加までして報告書を作成していたようだ。
人には、性善説と性悪説とがある。利や権力がかかわるときは人は性悪説で動いており、監視する側・管理監督する側も性悪説により対処する必要がある。
一度先生やったら止められないのが議員の先生たち。それほど利と権力に濡れている。
 

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[ 2018年8月17日 ]

 

 

 

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