アイコン 米、アフガンから大幅撤退 現在1.4万人駐留 進まぬ治安改善に見切り

 

 

米WSJ紙は20日、トランプ政権がアフガニスタンに約1万4千人以上が駐留する米軍の大幅削減を検討していると報じた。
早ければ来年1月にも帰還を開始する可能性があるとしている。

トランプ大統領は19日、シリアに駐留する米軍の完全撤収を決定したばかり。

トランプ氏は大統領選中から米軍の早期撤退を主張してきた。
トランプ氏は昨年8月、側近らに説得され、アフガン駐留米軍を継続する新戦略を承認。その後、3千人以上の増派が決まった。
米メディアによると、治安が改善せず撤退見通しが立たず、トランプ氏は不満を強めていたとされる。
以上、報道参照

撤退の最大要因は、改善しない治安、捨て金になるという銭・金の問題がある。
アフガン政府にしても部族の寄せ集めで自立心がなく、海外からの巨額の支援金も不正がはびこり、有効活用されていないのが実態。

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米軍にしてもタリバンとの協議が尻切れトンボで終わり、おまけにISまで台頭、タリバンの和解派が強まれば、強硬派がISに流れるという悪循環、米軍にとっても、ドローン攻撃機やMOAB弾使用など最新兵器の実験場と化かしている。

1978年にソ連が侵攻、1989年10万人の軍隊を撤退させた。実質敗退した。

米軍の攻撃、2001年9月11日NYなどの同時多発テロを受け、10月7日アフガン攻撃および侵攻、すでに17年も経過しているが、この有様で撤退。

山岳地帯、アヘン、宗教、民族・部族が絡み合い、タリバンの再生産も続き、ISまで侵攻、元々各地の武装部族を力で抑えたイスラム原理主義者のタリバンが支配していたアフガン、タリバンから解放された各地の部族が利権に群がっても、根っ子のタリバンは神出鬼没で健在、治安が回復する可能性はない。

マティス長官と撤退するかどうかで揉めていたのだろうか。

イラクは、イランにより平定されたようだが、米軍は負けて撤退したも同じ。アフガンもソ連同様撤退するしかないようだ。
どこかしこに、ばい菌を撒き散らしているのは案外アメリカ合衆国かもしれない。当然、軍需産業は大儲かりだが、トランプの商売は、緊張を煽って、日・韓・サウジなどに膨大な兵器を売ることに大成功、国軍は兵器の最新兵器への更新、宇宙軍創設など軍需産業はトランプ様さまとなっている。

オバマとCIAが仕掛けたウクライナ、アラブの春、結果、膨大な命が失われ、膨大な難民を生み出し、混沌の野壺に陥れさせただけだったともいえようか。
アメリカ合衆国も仕掛けるならば、徹底して最後までやり遂げる責任があるのではなかろうか。最近ではこれ以上戦争犠牲者を出したくないとまで言っている。
 

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[ 2018年12月21日 ]

 

 

 

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