アイコン 半導体価格 前月比▲17%急落 スマホ等生産減少影響 DRAM価格

 

 

半導体価格が急落している。
サムスン電子、SKハイニックスの主力製品であるDRAMの価格が急落している。台湾の市場調査会社DRAMエクスチェンジによると、1月の8ギガバイトDRAMの固定取引価格は6ドル(約653円)で、前月比で17.24%急落した。
2010年末にメモリー半導体市場で値下げ競争が起きて以降で最大の下落幅となっている。

DRAMエクスチェンジは、「メモリー半導体市場は本格的な調整期に入った」と分析した。

半導体を主に購入するサーバー、スマートフォン、パソコンなどのメーカーが、一斉に発注量を減らしたため、予想を上回る下落幅となった。
一方で、製造会社は、将来利益を確実なものにするための市場シェア拡大に、生産量を拡大し続けている。

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なお、米半導体指数は最近ボトムの昨年10月の1060台から直近1270台まで回復している。これは、すぐにでも和解しそうな米中貿易戦争が停戦、和平に向かう高官の発言と、それに基づく多くの報道が反映されている。

しかし、現実は、米側の要求も多くなり続け、対立の接点も拡大、一筋縄ではいかない米側の要求と抵抗し続ける中国側にある。
いまや資本主義と共産主義の戦いの様相を呈してきている。
それは、中国国営企業のNY市場上場株を米投資ファンドが全部買い占めたところで、単に紙切れに過ぎないという資本主義に反する上場様式を容認してきた米国自身と米ハゲタカの新自由主義の責任でもあり、米中とも180度政策転換を迫るものでもある。

↓SOX指数
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[ 2019年2月 2日 ]

 

 

 

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