アイコン 岐阜・豚コレラ 1府4県に拡大 収拾の目処まったく付かず 8240頭殺処分

 

 

農水省は6日、愛知県豊田市の養豚場で飼育していた豚から家畜伝染病「豚コレラ」に感染した疑いが発生した件で、検査の結果、陽性を確認した。

この養豚場から繁殖用の子豚が出荷された長野、滋賀、大阪でも陽性が確認された。
岐阜県内で昨秋に発生した豚コレラは1府4県に拡大した。

愛知県内では野生イノシシで感染例があるが、養豚場では初の感染事例。
愛知県は6日午前、この養豚場と県内の関連施設で飼育する豚約8240頭の殺処分を始めた。愛知県は自衛隊にも協力を要請しており、作業は9日までに完了する見通し。
豚コレラは昨年9月、岐阜県で国内では26年ぶりに発生した。
以上、

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岐阜県の初期対応が杜撰だったこと、農水省が陣頭指揮しなかったことなどが感染拡大の主な原因。
初期段階で、宮崎県で2010年発生した口蹄疫感染がまったく生かされなかったことに起因している。
ここまで拡散したら、収拾は付かないだろう。
今や行動範囲が狭いながらも増加したイノシシが拡散させているようだ。

豚コレラの感染は豚とイノシシだけ。予防薬を飲ませ、イノシシ用にも予防薬を餌に入れ、野山に配置すべきだ。一帯の野山のイノシシは、全国からハンターを集めてでも手当たりしだいに殺処分することも必要だろう。
犬ではあるまいし、ただのお座り、順番こで大臣になった農水大臣は即刻交代が必要。岐阜県の農政部長・課長もしかり。
岐阜県の杜撰な初期対応が拡散させており、初期対応が如何に大事だったかが問われている。
2018年9月、岐阜県や農林水産省の調査によると、養豚場で3日に1頭が急死し、豚コレラの疑いが判明した7日までに約80頭の豚が死んだ可能性があるという。
死んだ豚は、豚舎内や糞置き場など敷地内に置かれたままで、死んだ豚の一部は糞などにまぜられ、7日に堆肥用として搬出されていたという。

<特徴>
豚コレラは、豚コレラウイルスの感染による豚とイノシシの法定伝染病で、高い致死率と強い伝染力が特徴である。
日本では2007年に清浄化されていたが、アジアや世界の多くの国で発生がある。
感染動物との直接接触、その鼻汁や排せつ物の飛沫・付着物との間接接触により感染が成立し、急性から慢性まで多様な症状を示す。

感染豚は、41度以上の発熱と食欲不振や、うずくまりといった症状に加えて、発熱時には血液中にウイルスが出現し白血球減少症を起こす。
急性では運動失調、後躯まひなどの神経症状や耳介、尾、下腹部等に紫斑が見られるようになり、数日から2週間で死亡する。
慢性では、初期症状を示した後、いったんは回復するが再び発熱、食欲不振を示し、最終的には削痩し、1ヶ月から数ヶ月の経過で死亡する。

死亡豚では、出血病変が特徴的に観察され、リンパ節の出血や腎臓表面や、ぼうこう粘膜の点状出血が高率に出現し、時には脾臓の出血性梗塞が起こる。

<対策>
日本での豚コレラ対策の基本は侵入防止と早期発見・早期摘発。
海外からの侵入防止や農場での飼養衛生管理基準の順守が大切。
農場で異常豚が発見されれば、直ちに家畜保健衛生所に通報する。
防疫措置は「防疫指針」に従って実施され、清浄性確認のためのサーベイランス(監視)も行われている。(ならば何で拡散するの・・・)

自衛隊を動員してでも一帯のイノシシをまず射殺すべきだ。
豚コレラ発生では、豚肉を輸出することはできない。
農水省は早期輸出再開を第一義にし、広域対策が杜撰だった可能性がある。
 

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[ 2019年2月 6日 ]

 

 

 

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