アイコン 3度目の正直なるか「韓国ディズニーランド」新世界グループが開発に名乗り契約

 

 

新世界グループは、京畿道華城市に国際的な大規模テーマパーク「韓国ディズニーランド」事業を始動させる。
これまで「韓国版ディズニーランド」の建設を目指しながらも12年の間に2度も計画が頓挫し、構想自体が白紙化される危機に直面したが、3度目でやっとサムスン財閥から分離した新世界グループが名乗りを上げ、推進される。
土地の所有権を持つ韓国水資源公社は28日「華城国際テーマパークの優先交渉対象者に、新世界プロパティーによるコンソーシアムを最終選定した」と発表した。

華城テーマパークは、京畿道華城市の松山グリーンシティ東側に建設される予定で、面積は315万平方メートル。(東京ディズニーランドは51万㎡)
華城市はソウルから南西に30キロ~65キロ、南陽湾に面する都市、

新世界グループの直接投資額は総額4兆5300億ウォン(約4530億円)。
コンソーシアムは、大型ショッピングモール「スターフィールド」を運営する新世界プロパティーが持株比率90%、新世界建設が10%で構成される。

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テーマパークの構成は、
1、ジェットコースターなどのアトラクション、
2、家族で楽しめるウォーターパーク、
3、恐竜の卵の化石発見地帯と連携した恐竜探検パーク、
4、子ども向けのおもちゃの国
と大きく四つのテーマに分けられる。
さらに、
5、1000室規模のホテル、
6、ショッピングモール、
7、K-POPP公演会場、
8、ゴルフ場
も建設され、アジアを代表するテーマパークタウンが韓国の首都圏にできる。

韓国水資源公社の関係者は「建設作業には10年間で6万人超が投入され、オープン後は毎年1万5000人が直接雇用される『テーマパークタウン』となるだろう」として「プロジェクトの雇用効果だけでも11万人と推算される」としている。
海外観光客の来場も含めて計算すると、経済効果は数十兆ウォン(約数兆円)と推定される(入場予想者数は掲載なし)。

完成は2030年と見られる。
2030年には、北朝鮮が経済開放し、渡航制限もなくなり、ある程度所得も増加、中国からの観光客もワンサカ韓国に来ていることを前提にオープンするものと見られる。中国東北部からは上海DLへ行くよりLCCでは安上がりのはず。

韓国自体は、少子が日本よりひどく、2018年は特殊出生比率が1を割り込んでいる。2030年までは少子高齢化が進み、2030年からは本格的な人口減少が生じるとされる。増え続ける高齢層を入場見込みに入れるのは難しいだろう。総人口は現在約5100万人。
ただ、金正恩氏がキレないことを前提にしている。
 

 
[ 2019年3月 1日 ]

 

 

 

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