独裁体制はバラケだすと早いですよ
日本のメディアと称するマスコミは金正男氏息子救援団体「自由朝鮮」臨時政府発足を宣言を報道しない自由を謳歌している。
まさかのハノイショックにはムンや韓国政界ばかりか朝日も朝鮮日報も地団太踏んでるようだが、自業自得というもんである。
ま、韓国国民にとっては僥倖だった。もう少しでヘル韓国が本物の地獄になる寸前だったんだから。
きょうは、フェイスブックから上間裏 アキヒコさんの投稿を紹介します。
上間裏 アキヒコ
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【 独裁体制はバラケだすと早いですよ 】
米朝会談がパーになり、これから何が起こるか?
とりあえず黒電話は求心力を失い、北朝鮮勢力の分裂がはじまるかも知れませんね。
たとえばこんなふうなこと。
金正男氏息子救援団体「自由朝鮮」、
臨時政府発足を宣言
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の腹違いの兄である故・金正男(キム・ジョンナム)氏の息子キム・ハンソル氏を支援する団体「千里馬民防衛」が1日「自由朝鮮の建立を宣言する」とした上で「この政府が北朝鮮人民を代表する単一かつ正当な組織だ」と主張した。
団体名も「自由朝鮮」に変更し、自分たちを「臨時政府」と名乗った。この団体について一部では「北朝鮮の元政府高官だった脱北者を中心に組織されたのでは」との見方も出ている。
独裁体制が盤石なときは、こういう動きは、水面下で動きそのものが潰されるし、報道レベルでも圧殺されるはずのもの。
こうやって出てきてしまう段階で、すでに抑えが効かなくなっているわけです。
人間は誰しも死や破滅を恐れます。
自分ひとりだけでも助かりたいと考えるもの。
黒電話が盤石なら黒電話についていくけど、危ないとなるとたちまち分裂する。
今後こういった動きが増えていくかも知れません。
こういうのは、正義や正当性を旗印にしますが、基本的には一部が生き残るための分裂です。
そこに騙されてはいけないと思います。
そもそも「臨時政府」なんてただの自称です。
名乗るだけなら誰だって名乗れるのです。
本当に臨時政府として扱われるためには、正当な国家継承権とそれなりの財源を持ち、周辺国から承認されなくてはなりません。
この「自由朝鮮」とやらは、とりあえず金正男の長男を担いでいるようです。
儒教的思考では長男が偉いので、先代の三男である黒電話よりも、長男だった金正男の長男ということで、こっちの方が格上だ、ということでしょう。
黒電話はこういう事態を恐れたから、金正男を暗殺したわけです。
しかしそれにしても、たかだか三代世襲の独裁者の血統でしょ?
2005年に日本で死去した最後の朝鮮王、李玖の隠し子、とかならいざ知らず、歴史的正当性もヘチマもない看板ですよ。
さらに居場所も組織も財源もまったく不明。
それやったら本当に誰でも臨時政府ができますよ。
ですからこの報道そのものは「へーそうなんや」で受け流して構わない。
ただこういう動きが出てきたのは注意。
これからもっと増えるかも知れませんしね。
さらに現実性があるのは軍部のクーデターかな?
「親分についていけば大丈夫」が崩れてしまうと、脆弱な独裁体制は内部から瓦解しますからね。
帰国後すぐに黒電話が側近に始末され、そのまま北朝鮮が軍事独裁政権に移行する、なんてこともあり得ますよ。
朝鮮日報日本語版
金正男氏息子救援団体「自由朝鮮」、
臨時政府発足を宣言
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