アイコン はしかに続き風疹大流行の兆し 1週間で100人超え 地域別には関東・大阪・福岡増加

 

 

国立感染症研究所が発表した、風疹の患者数は、2月24日までの1週間に、新たに109人報告され、今年の患者数は650人になった。
1週間の患者が100人を超えるのは今年初めてで、大流行になるおそれがあるとして注意を呼びかけている。
風疹は、発熱や発疹などの症状が出るウイルス性の感染症で、妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が起きるおそれがある。
国立感染症研究所は、今年は年間患者数が1万4000人余りに達した平成25年に次ぐような大流行になるおそれがあるとしている。

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地域別には、今年に入り、
東京都(173人:第7週から32人増加)、
神奈川県(93人:第7週から12人増加)、
千葉県(68人:第7週から15人増加)、
大阪府(59人:第7週から13人増加)、
福岡県(44人:第7週から5人増加)、
埼玉県(39人:第7週から2人増加) 、
兵庫県(20人:第7週から2人増加)、
愛知県(14人:第7週から3人増加)、
三重県(11人:第7週から1人増加)、
京都府(11人:第7週から3人増加)
からの報告が10人以上と多く、
第8週は広島県(5人)、
大分県(4人 )、
栃木県、福井県、滋賀県、奈良県、山口県(3人)、
北海道、静岡県、 京都府(各2人)
からも複数報告された。

人口100万人あたりの患者報告数は全国で5.1人であ り、東京都が12.8人で最も多く、
次いで千葉県10.9人、
神奈川県10.2人、
福井県10.2人、
福岡県8.6人、
佐賀県8.4人、
大阪府6.7人、
山口県6.4人、
三重県6.1人、
埼玉県5.4人、
奈良県5.1人が続いた。
関東地方からの報告数が388人で最も多いが、
近畿地方から112人、
九州地方から69人、
中部地方から43人、
中国・四国地方から23人、
北海道・東北地方から15人が報告されている。

 

 
[ 2019年3月 5日 ]

 

 

 

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