アイコン バイオジェンとエーザイ臨床試験中止 アルツハイマー病治験薬「アデュカヌマブ」 成果出ず

 

 

米バイオジェンと開発パートナーのエーザイは、最終段階にあったアルツハイマー病治験薬の臨床試験を中止するとの決定を明らかにした。ニューヨーク株式市場では寄り付き前の時間外取引で、バイオジェン株価は一時▲28%急落した。

  両社はこの治験薬「アデュカヌマブ」の有効性と安全性を評価する試験結果に基づき、この治療法が効果を表す公算は小さいと判断されたため、試験を打ち切ることにしたと説明。

安全性に対する懸念が決定の理由ではないと付け加えた。

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バイオジェンのミシェル・ボナッソス最高経営責任者(CEO)はリリースで、「この残念なお知らせにより、アルツハイマー病の複雑さ、およびニューロサイエンスに関する知見が進展する必要性を再認識した」とコメントした。

アルツハイマー病治療薬を巡っては、複数の製薬会社でも十分な有効性を認められない試験結果が続いていたが、「アデュカヌマブ」への期待は高かった。

以上、ブルームバーグ

 

 
[ 2019年3月22日 ]

 

 

 

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