アイコン 「北朝鮮の核関連施設リスト」104ヶ所、うち核心施設40ヶ所 ビッグディール

 

 

北朝鮮が出さぬなら米国が出そうと米韓両政府は、104ヶ所の一部のリストを有し、KBS放送(韓国の公共放送)が一部を入手したと報じた。
KBSによると、両国政府が把握している北韓の核関連施設は104ヶ所、うち非核化に向け核心的な施設40ヶ所を特定しているという。

1、核研究所や指揮施設が15ヶ所、
2、ウラン鉱山が8ヶ所、
3、ウラン精錬工場5ヶ所。
4、原子力発電所5ヶ所
5、寧辺では核関連施設とウラン濃縮施設の2ヶ所、
6、核実験場の施設が2ヶ所。

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地図で見ると、西側の寧辺と平壌、平山に集中し、黄海側の東海岸沿いに核研究所や原子力発電所などが散らばっている。
北朝鮮の主な核関連施設の正確な位置や名称が明らかになったのは今回が初めて。

2回目の米朝首脳会談後、「北朝鮮とアメリカは非核化の概念について概ね共有している」とされ、トランプ大統領が会談で金正恩委員長に、全面的な制裁解除と引き換えにこの40ヶ所の廃棄を求めたビッグティールの内容と見られる。
これは、核心的施設40ヶ所の無能力化が、今後の会談開催条件となり、会談での争点になる可能性が高い。
北朝鮮が事前協議で40ヶ所+αを了承しない限り、3回目の米朝会談は開催されないものと見られる。

韓国政府の情報は脱北者からの情報に依存しており、情報源の脱北者自体がスパイの可能性もあり信用に乏しい。当情報の施設は米国の軍事諜報活動(スパイ+無線回線傍受+無人有人偵察機+各種偵察衛星)によるものと見られる。

↓これまでに判明している

北朝鮮 核施設
寧辺核施設/核燃料製造工場、原子炉、使用済核燃料再処理工場
西位里・寧辺近郊のウラン濃縮施設
分江・寧辺近郊のウラン濃縮施設
降仙・発電所隣接地のウラン濃縮施設/千里馬製鋼所
その後不明の泰川郡の原発施設
豊渓里核実験場 6回の核実験とも同地域

 

 
[ 2019年4月 1日 ]

 

 

 

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