アイコン 韓国 瀬取りの韓国籍船など4隻抑留中

 

 

韓国国籍の船舶が国連安全保障理事会(安保理)による対北朝鮮制裁決議を違反した疑いで、昨年10月から釜山港に抑留中だと外交部関係者が2日明らかにしたと韓国紙が報道している。韓国国籍の船舶がこうした容疑で保留されたのは今回が初めて。

対北制裁決議を違反した疑いで、昨年10月から韓国国籍の船舶1隻およびその他の国籍の船舶3隻の出港を保留していると明らかにした。
韓国政府は該当船舶が海上で船から舶に移し替える「瀬取り」で、北朝鮮船舶に精製油を供給したという情報を受け、調査に着手したという。「瀬取り」は、南北交流協力法違反に該当する。

政府は、実際にこうした「瀬取り」が行われたかどうかの根拠を調べるために昨年10月から該当船舶の出港を保留中と明らかにした。

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外交部関係者は「政府は、国際社会の責任ある一員として、国連安保理による対北朝鮮制裁決議を忠実に履行してきたし、決議違反に関連する動向に注目してきた」とし「韓国国籍の船舶1隻に対しては関係当局で調査が進行中であり、安保理決議の適用については米国および国連制裁委員会と協議中」と伝えた。

抑留中の船舶は2000年に建造され、原油積載容量は7850トン、全長110メートル、幅19メートル。船会社側も容疑を認めたという。

一方、2回目の米朝首脳会談直前の2月末にも北朝鮮の国際貿易港の南浦などで石炭の輸出と疑われる活動があったと、北朝鮮分析サイト「38ノース」が1日明らかにした。
2017年8月の国連安保理決議(2371号)などに基づき、北朝鮮は石炭・鉄鉱石・レアアース(希土類)などの鉱物の輸出が全面禁止されている。
以上、

米国や日本・国連から通告され、いやいやながら抑留しているのだろう。関係者を逮捕したりすれば、北朝鮮を刺激することになり、公表もせず抑留を続けているものと見られる。
文在寅大統領殿は、北朝鮮が敷いた針の筵に陣取り、米国・日本・国連と対峙しているようだ。今回も公表されたものではない。

韓国船が瀬取り・瀬渡しを行っているということは、北朝鮮が韓国への連絡網を構築しているということだろうか。北朝鮮直・中国経由だろうか・・・。
それでも検挙数があまりに少なく、米国は、韓国海域でも瀬取りの監視を強化するため、わざわざ本国の海洋警備艇を第7艦隊の佐世保に駐留させ、韓国海域の瀬取りの監視活動に当たらせている。
抑留中の4隻には、北朝鮮産石炭密輸事件で、すでに明らかになっている船舶なども含まれているものと見られる。
韓国文政権下では、すべて米国などから通告を受け、自国港湾に入った瀬取り船を抑留し、一隻も自ら検挙に動いたものはないと見られる。北朝鮮で溢れている。

 
[ 2019年4月 3日 ]

 

 

 

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