アイコン 大韓航空会長を解任させられた趙亮鎬氏死去 文大統領公正経済犠牲者第1号

 

 

大韓航空を傘下に持つ韓国の財閥「韓進(ハンジン)グループ」は、趙亮鎬会長が療養先のアメリカで肺の病気のため8日未明、死去したと発表した。
趙会長は3月の株主総会で、大韓航空の経営権を失ったばかりで、韓国メディアは「衝撃とストレスで容体が急激に悪化した」と伝えている。

趙会長をめぐっては、昨年、背任などの罪で在宅起訴されたほか、5年前には、大韓航空の副社長だった長女が客室乗務員のナッツの出し方に怒って動き始めた機体を戻させた、いわゆる「ナッツ・リターン事件」を起こすなどして批判を浴びた。

先月開かれた株主総会で、趙会長は「企業の価値を損ねた」として取締役への再任を否決され、20年間握ってきた大韓航空の経営権を失ったばかりだった。

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趙会長の死去について韓国の聨合ニュースは、関係者の話として「株主総会の結果を聞き、衝撃とストレスで容体が急激に悪化した」と伝えている。
以上、

平昌五輪を軌道に乗せた功績は韓国人の誰一人として評価していない。嫉妬心から財閥嫌いの韓国民。
平昌五輪は、それまで元知事が指揮していたものの、スポンサー・寄付金が集まらず、建設が大幅に遅れ、開催も危ぶまれていた。
元知事が辞任、急遽、趙亮鎬会長が準備委員会の委員長になり、寄付金を集め、突貫工事で建設を進め、軌道に乗せた。
しかし、一方で、長女がワインを飲みすぎてピーナッツ事件を引き起こし、また、朴大統領のオカルト友達の崔順実が、平昌五輪建設に介入しようとして趙氏がそれを拒絶、愚か過ぎる朴大統領が趙氏を更迭した。

その後は次女の暴行事件、大韓機を使った長女らの密輸入事件、妻の暴行事件が発覚、そこに公正経済を旗印に登場した左派の文在寅氏が大統領になり、文在寅氏の格好の標的になった。文大統領になり組合の動きが活発化、趙家族の不正などが内部告発され続け、こうした問題が表面化していた。

大韓航空の株主総会では、文在寅大統領が、趙亮鎬会長の再任を、国民年金を使い僅差で否決させ、退任に追い込んでいた。
趙亮鎬会長し、妻、息子、娘の言動に恵まれないどころか足を引っ張られ続け、文在寅の公正経済の犠牲者第1号となった。文在寅氏は次に錦湖アシアナグループも標的にし、オーナーをすでにアシアナ航空から退任させている(ただ、こちらは財務体質悪化問題を抱えていた)。
一方、懸案の雇用問題と直結するサムスン電子や現代自動車グループは、最重要な積弊清算対象財閥であるものの逆に重宝されている。

 

 
[ 2019年4月 8日 ]

 

 

 

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