アイコン 万国津梁会議のメンバーでバレたデニー知事の「対案」の中身

 

 

万国津梁会議が聞いて呆れます。

こんな香ばしい会議をもっともらしく、しれっーとして話す玉城デニーという人物の胡散臭さにも呆れるが、もっともらしく報道する沖縄タイムス、琉球新報の面の皮の厚さには毎度のことながら、呆れてしまいます。

なお、呆れるのは、この香ばしい会議に出席してる有識者と称する人達である。

詳しいことは(農と島のありんくりん)を読んでください。あまりの香ばしさに笑えます。

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2019年4月10日 (水)

万国津梁会議のメンバーでバレたデニー知事の「対案」の中身

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ああ、やっぱりね、というかんじです。

いえ、先日、私が多少の期待を込めて記事にしたデニー知事の「 万国津梁(ばんこくしんりょう)会議」の詳細がわかってきました。

法的権限がないアドバイザー会議な以上、その選ばれるメンバーで初めから答えまで決まってしまいます。

よく官庁がやる民間有識者会議という手法で、メンバー選定は用意された答えを言うに決まっている「識者」が選ばれ、会議ともなれば官僚が「皆様、こちらに資料をご用意してございます」とか言いながらペーパーを配り、筋書き通り進行させ、決まりきった答えに落していきます。

やるだけ無駄な飾り物にすぎませんが、とまれこれで「民間の意見も聞きましたよ」という言い訳にすることができます。

これとまったく同質なものがこの万国津梁会議なようで、前回評価したことをお詫びして訂正いたします。

まずはどのような「方針転換」があったのかですが、沖タイはこのように報じています。

「名護市辺野古での埋め立て工事が進む中、県は4月に設置する万国津梁会議で、安全保障や外交、沖縄の戦後史の専門家からの意見を集約し、「辺野古が唯一の解決策」と繰り返す政府の方針を覆したい考えだ。理論の構築を急ぎ、日米両政府との協議開始を目指している」(3月27日)

デニー知事の触れ込みでは、この万国津梁会議に沖縄戦後史の識者を呼ぶまではいつもの平常飛行ですか、これに安全保障問題の専門家を加えるとのことでした。

「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、沖縄県の玉城デニー知事は、新年度から辺野古移設に代わる案の検討を始める。

県政課題に関する諮問会議の中で、政府OBら専門家に協議してもらう。『代替案は政府が考えるもの』としていた前県政の方針を転換する」(朝日3月24日)

この朝日の記事を読むと「政府のOB」が顔を出しています。ここが匂うところです。
今まで沖縄の移設問題絡みで発言していた「政府OB」は、守屋武昌元防衛省事務次官と孫崎享氏くらいしか思い浮かばなかったからです。

孫゙崎氏は左翼言論人として鳩山内閣の外交ブレーンをしていました。当時、元朝日の「軍事専門家」の田岡俊次氏と一緒に、九州大村基地への移設を進言したこともあります。

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日刊ゲンダイ

さて、朝日はこの記事の中で、もうひとりの「元政府関係者」と並んで万国津梁会議のメンバーを明らかにしています。

「メンバーには、これまで移設問題について意見を聴いてきたジョージ・ワシントン大のマイク・モチヅキ氏のほか、防衛省OBで元内閣官房副長官補の柳沢協二氏、元外務省国際局長の孫崎享氏らを起用する方向で調整。すでに一部からは了承を得たという。

普天間飛行場の移設先について、玉城知事は県外の立場で、知事就任前の昨年9月には『ぶれたことはない』と述べている」(朝日前掲)

ここで孫崎氏と並んで登場する柳沢協二氏は元内閣副官房長官補でした。柳沢氏は防衛官僚でしたが、退職後は孫崎氏と似た左翼スタンスで発言を続けています。

両氏とも政府に対する影響力は皆無で、むしろ元高級官僚として発言されることを政府は迷惑と思っている人たちです。
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朝日新聞」2013年8月30日

マイク・モチヅキ氏の名も出てきますが、小川和久氏は「人物はいいが軍事知識はまったくない」とバッサリです。

ここにひとつの団体が浮上します。自身も移設問題に深く関わった小川和久氏はこう述べています。

「この顔ぶれを見たとき、私の頭に「新外交イニシアチブ(ND)」という組織を率いる猿田佐世さんという女性弁護士の存在が浮かびました」(小川和久『NEWSを疑え!』第759号(2019年4月1日特別号)

この「新外交イニシャチブ」がいかなる組織かは、その評議員の顔ぶれを見ればわかります。なかなかの陣容ですよ。
ND評議員http://www.nd-initiative.org/members/

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柳沢氏は評議員、孫崎氏はNDと強い関わりを持っていたことは知られています。
小川氏もため息まじりにこう評しています。

「NDの評議員は鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、藤原帰一(東大教授)、マイク・モチヅキ(ジョージ・ワシントン大学教授)、山口二郎(法政大学教授)、柳澤協二(元内閣官房副長官補)、屋良朝博(元沖縄タイムス論説委員)と、リベラルというか、左派というか、そちらの方の皆さんです」(小川前掲) 

このNDが移設問題でなにをデニー知事に進言するか、考えないでもわかりますが、実はこのNDは既にデニー知事のブレーンとして訪米をセッティングするなどした事実上のデニー・チームとして機能しているようです。

「このNDの代表の猿田は、前掲のこの猿田さんは自分のブログに「私は本年(2018年)、鳩山由紀夫元首相や枝野幸男立憲民主党代表の訪米を企画・同行した」と記しているのですが、同じように昨年11月の玉城知事の初訪米にも同じ役割を果たしたとみられています。

そして、初訪米した玉城知事が会ったのはモチヅキ氏ら、仲井真知事、翁長知事の時代を通じて沖縄側が「米国の有識者」として頼りにしてきた顔ぶれだけだったのです」(小川前掲)

猿田氏は弁護士業界の望月イソ子氏のような人で、沖縄問題でもよく発言しています。ちなみにハンストで一躍有名になった元山仁士郎くんは、このNDのスタッフです。

政党が裏にいるかどうか知りませんが、左翼のフロント団体であることが濃厚な団体がこのNDのようです。

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   沖タイ2018年11月2日

猿田氏をデニー氏に引き合わせたのは琉球新報元論説委員長の前泊博盛氏だと小川氏は見ています。

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「その背後でモチヅキさんたちに意見を求めるべきだと、玉城知事に助言した「ブレーン」がいることは知っておいたほうがよいと思います。

元琉球新報論説委員長で、現在は沖縄国際大学で教授をしている前泊博盛さんです」(小川前掲)

やはりこの人の名がでましたか。沖縄で数少ない「軍事問題専門家」にして、元琉球新報論説委員長。今はデニー知事の「軍事問題」ブレーンです。

彼の立場はあえて説明するまでもないでしょう。

関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-25e0.html

このように見て来ると、万国津梁会議が何を議論し、何を知事に進言するのか初めから決められていることがわかります。

それは県外、おそらく九州大村基地を候補に挙げ、さらに米海兵隊は抑止にならないなどと、専門用語を散りばめた報告書を出してくることは明らかです。

そして、政府からはいまさら寝言を言うな、大村案などとうに検討済だと一蹴されることは必至ですが、それでもデニー知事だけは対案を出したと得意気に鼻を高くするという仕掛けです。

こういう行いをアリバイ工作と呼びます。

 
[ 2019年4月12日 ]

 

 

 

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