アイコン 済州島の中国系病院・開業せぬまま許可取り消し 韓国人患者の受け入れ不認可

 

 

「緑地グループ」は済州島で、外資系で初めて民間病院の開業の認可を受けたが、韓国当局は、外国人専用で韓国人の通院を認めなかったことから、同グループは病院を完成させたものの、韓国人を受け入れない限り、オープンできないとして、開業していなかった。許可を出した以上、受け入れ人数などを限定したとしても韓国人の患者の受け入れを許可すべきだろう。
既得権益打破の韓国の制度の壁は高い。当病院も韓国の医療機関から猛反対を受けていた。


済州道当局は17日午前、中国の不動産開発会社「緑地グループ」が申請を出していた済州ヘルスケアタウン内での営利病院「緑地国際病院」の事業計画について、設立許可を取り消す決定を出した。
営利病院は、外国資本と韓国の医療資源をつなぎ合わせ、主に外国人患者を対象に総合医療サービスを提供する医療機関。・・・医療ツーリズムを利用した株式会社方式の病院。

朴槿恵政権当時の2015年12月、保健福祉部は、中国の不動産開発会社緑地グループが申請した済州ヘルスケアタウン内での緑地国際病院設立事業計画を承認し、それから3年後の昨年、済州道は、外国人医療観光客だけを診療するという条件付きで韓国初の営利病院の開院を許可した。
しかし、病院側は、韓国人に対する診療も認めるべきだと主張して、期限となっていた3月4日まで開院していなかった。
済州道は、設立許可を取り消したものの、済州ヘルスケアタウンでの病院運営の正常化については、病院側と協議を続けるとしている。
以上、韓国紙参照

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再び、知友語句からの観光客が増加しているという韓国、しかし、これまで制限されていなかった個人客のリピート率は3割台、日本や東南アジアの観光地がLCC拡充で増加しており、整形除く医療ツーリズムが韓国で成功するとは思われない。

ただ、日本はいつもの掛け声だけで整備が遅れている。都市部では中国人の留学生などを通訳として採用する方法もあろう。中国人の金持ちたちは日本で医療を受けたいものの、言葉の壁にぶつかっている。こうした候補の病院は中国人を採用することも必要ではないだろうか。
福岡徳州会病院では、すでに通訳を付けての中国人患者の医療に取り組んでいる。中国人の評判も高い。

 
[ 2019年4月18日 ]

 

 

 

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