アイコン 4.27片想いの板門店宣言1周年 北朝鮮参加せず、文大統領も参加せず

 

 

北首脳会談が開かれ朝鮮半島の完全な非核化を目指すことなどで合意した「板門店宣言」から1年となる27日、韓国政府は記念行事を開催したが、北朝鮮側は参加せず、非核化に具体的な進展がない中、南北の関係改善も停滞している現状が浮き彫りになった。

北朝鮮が参加しないことから、文大統領も参加せず、ビデオメッセージが会場で披露された。それによると、「南北が共に出発した平和の道だ。宣言から時がたつほど、平和で、共に豊かに暮らす朝鮮半島になるだろう」と述べて、宣言の履行を進める姿勢を示した。

一方、北朝鮮は祖国平和統一委員会がメッセージを発表した。
この中で、祖国平和統一委員会は「アメリカは、『南北関係が米朝関係よりも先に進んではならない』と露骨に脅迫し、制裁を行って圧迫する政策に従うよう動いている」とアメリカを非難した。
そのうえで、「朝鮮半島の緊張が緩和されるのか、それとも戦争の危険性が濃くなり、破局に向かっていた過去に戻るのかという厳しい情勢がつくりだされている」と主張した。
以上、

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文大統領は、開城工業団地と金剛山観光の再開を米韓首脳会談で持ち出そうとしたが、奥さんたちを入れての首脳会談、実質2分で終わったとされ、米国側は、韓国側が当案件を持ち出すスキを与えなかったとされる。トランプ政権としては、断れば北朝鮮を刺激し、来米した文大統領も失意の中で帰国することになり、そうならないように2分で会談を終わらせたようだ。

しかし、ここに来て、文大統領は要求を分割するかのように、金剛山観光に的を絞ったようだ。
北朝鮮観光は制裁対象外、米政権も断れないと踏んだようだ。
ただ、再開させるためには大規模な改修工事が必要とされ、韓国から資材や重機類などの持ち出しが必要となる。先に了承とれば後追いで承認を取ることができるだろうが・・・。

国連の制裁委を利用して金剛山観光を米国に認めさせる可能性もある。

最後は、左派政権らしく米国・国連抜きで、制裁外として金剛山観光を再開させる可能性もある。
文政権は、核の完全廃棄など完全に蚊帳の外、スキあらば開城工業団地にしろ、金剛山観光にしろ、実施したいのが本音・真意であり、そのために、国会承認を取れず、大統領権限で就任させた統一部長官の金錬鉄(左派北朝鮮愛学者)の存在がクローズアップされてくる。
以上、

北朝鮮は、交渉相手からポンペオ国務長官を変えてくれと米政権に要請した。当のポンペオ長官は24日、「非核化交渉が失敗すれば経路を変更する」と述べ、軍事圧力への旋回の可能性を警告した。

金正恩委員長は4月12日の最高人民会議施政演説で、韓国の文大統領について「おせっかいな仲裁者」という表現を使った。

6ヶ国協議については、前回までは、経済支援をし、協議している中で、北朝鮮は、2006年10月初めて核実験を行った。その間、韓国は3500億円あまりの借款を北朝鮮に提供し、北朝鮮は核爆弾実験に使用し、当然返ってきていない。核実験後、米側が開城工業団地の閉鎖を要請したが、韓国の盧武鉉大統領と大番頭の文在寅氏は応じなかった。
そうした経緯があり、今になっての6ヶ国協議は、核の完全廃棄を先延ばしする言動・言質に他ならない。
金剛山観光の停止は、2008年7月、韓国からの観光客1名が北朝鮮兵に射殺されたことから、以来停止されている。

 
[ 2019年4月28日 ]

 

 

 

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