アイコン 韓国財閥10大グループ 1~3月の営業益▲42.8%減

 

 

韓国の財閥ドットコムによると、資産上位10企業グループに属する上場企業95社の1~3月期の営業利益(単体ベース)は、計14兆9000億ウォン(約1兆3716億円)で前年同期の26兆590億ウォンより▲42.8%減少した。
昨年は半導体の好況で過去最高の業績をたたき出したサムスン電子とSKハイニックスの営業利益は急減した。

減少したのは、
サムスングループの上場企業の営業利益の合計は、前年同期比▲59.1%減の5兆1730億ウォン。サムスン電子の営業利益は▲65.2%減の3兆8970億ウォンだった。

SKグループは、▲41.4%減の4兆2780億ウォン。SKハイニックスの営業利益は▲72.1%減の1兆2170億ウォン。

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ハンファ(韓国火薬)グループは▲79.3%減の770億ウォン。上場企業7社のうち6社が減益か赤字だった。
LGグループは▲20.2%減の1兆2200億ウォン、
ロッテグループは▲21.2%減の7240億ウォン、
鉄鋼のポスコグループは▲13.6%の1兆270億ウォン、
GSグループは、▲29.6%減の4790億ウォンだった。

増加したのは
現代自動車グループ(起亜含む)は、営業利益が50.4%増の1兆4470億ウォン。
農協グループは9.0%増
現代重工業(造船)グループは3.7%増だった。
以上、

トランプ政権がファーウェイ征伐に乗り出しており、半導体の先行きはさらに不明に。

現代自動車の決算の信憑性は何か疑わしいように思える。1~3月の現代と起亜の世界販売台数の合計は前年同月比で▲1.9%減の1,664,817台、よほど高級車ばかり売れているようだ。この間、中国現代の第一工場閉鎖、起亜の一部工場売却など打ち出しており、そうした事案は営業外の特損で計上するのだろう。

 

 
[ 2019年5月20日 ]

 

 

 

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