アイコン 日向灘地震 過去1年間発生詳細

 

 

日本は西側の大陸プレートに、太平洋側の太平洋プレートやら・北米プレートやら・フィリピンプレートやらが潜り込み、そのプレート間の圧力で、地表に裂け目が生じマグマが噴火(火山噴火)、冷えて固まった地が現在の日本を形成している。ただ、常にその圧力下にあり、時として巨大な地震や火山の噴火が生じている。

 日向灘の南側には、南海トラフ(海溝)があり、それに沿いいくつも断層がある。今回の震源地の域も深さも微妙に異なり、影響して発生している。

日向灘に面する宮崎県の北側には大分県があり、東海-近畿-四国-瀬戸内-大分豊後-阿蘇-八代海へ至る中央構造帯(大断層地帯)が走っている。

中央構造帯は、神戸地震や熊本地震など比較的浅い直下型の大地震を引き起こしている。その中央構造線の豊予海峡(九州と四国の間の海峡=断層)から南へ延ばしたところに日向灘がある。

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地震予知学会は、地震には周期説を唱えているが、断層そのものを全部捉えているわけではなく、その断層がいつ動いたのかなども、地表近くに現れてない限り、把握もされていない。

東日本大震災では、歴史書掲載分まで安直に判断し見過ごし、実際の大津波の痕跡さえ学会の先生たちは把握していなかった。(東日本大震災後、有志の学者が手弁当で太平洋岸の津波の痕跡を調べている。当然、東大の先生方は権威だけでお人であり、手弁当で汗をかき調べることなどない)

当然、原発立地との関係があり、東大の先生方は知っていても知らん顔したというのが正解かもしれない。そのためか、想定外としてすべてに免罪符が打たれている。

ゼネコンが喜ぶ除染に何兆円も使用するぐらいだったら、避難者たちに生活再建のための資金を全額支払うべきではないだろうか。また、汚染地帯の不動産は全部、国が借り上げ、汚染遅滞の不動産所有者(投資・投機取得者の不動産は除外)の生活再建の資金にしてもらうべきではなかろうか。

地球のことは地球に聞かなければわからない。ただ、地震多発を引き起こすプレートが何枚もぶつかり合った地に日本という国が立地していることだけは疑いようがない。

 
 
日向灘地震推移 過去1年間 
 3月以前は深度3以上 地震規模=M 深度=km
発生日時
震源地
深度
5月11日08時59分
北緯32.7度、東経132.3度)
4.9
40
5月10日20時40分
31°45.5′N/ 131°53.7′E
4.7
27
5月10日13時54分
31°46.1′N/ 131°53.4′E
4.3
25
5月10日09時07分
31°46.0′N/ 131°56.9′E
4.9
24
5月10日08時48分
31°48.0′N/ 131°58.4′E
6.3
25
5月10日07時43分
31°47.1′N/ 131°59.5′E
5.6
25
3月27日15時23分
32°09.8′N/ 132°09.0′E
5.4
21
3月27日09時11分
32°09.1′N/ 132°09.3′E
5.4
15
3月11日15時37分
愛媛南予33°11.4′N /132°42.7′E
4.6
38
1月21日23時17分
豊後水道32°52.3′N /132°19.9′E
4.4
33
↓2018年
 
 
 
7月3日20時38分
32°37.5′N/ 132°07.2′E
4.1
37
5月26日07時02分
32°04.9′N /132°05.3′E
4.2
28

 

 
[ 2019年5月12日 ]

 

 

 

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