アイコン モーリシャス政府が日本側に32億円請求 貨物船「WAKASHIO」重油流出に


インド洋で座礁した日本の貨物船から大量の重油が流出した事故。

その事故に対しモーリシャス政府は日本側におよそ32億円の支払いを求めたことが報道によりわかった。

長鋪汽船が所有する貨物船「WAKASHIO」は、7月25日にモーリシャス沖で座礁し、1000トン以上の重油が流出。

分断した船体の一部を沖合の海底およそ2000メートルに沈没させるなど、処分が進められている状況だ。

そのため、流出した油による漁業や観光業などへの影響は深刻化。

 

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地元メディアによれば、モーリシャス政府は、漁業支援費として12億モーリシャスルピー(日本円にしておよそ32億円)の支払いを日本側に求めている。

サンゴ礁やビーチ沖合で使う近海漁船およそ100隻を日本やスリランカから調達し、その購入費用などにあてる予定だという。

この事故をめぐっては、漁業だけでなく、観光業や多くの絶滅危惧種が生存するモーリシャス海域への損害が加わるため、所有会社の長鋪汽船に対する最終的な損害賠償額は確定していない。

以上、報道より参照

[ 2020年9月 1日 ]
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