多目的フリーゲート艦「のしろ」進水 長崎造船所
三菱重工業長崎造船所で22日、海上自衛隊の新型護衛艦「FFM」の命名・進水式が開かれ、「のしろ」と名付けられた。もがみ型の3番艦。従来の護衛艦よりも船体をコンパクトにして省人化を図り、機雷除去能力も備える。就役は2022年の予定。
当艦では乗員約90人のうち、約10人を女性自衛官にする予定。レーダーで捉えられにくくするため、ステルス艦になっており、外観の凹凸を大幅に減らしている。
スクロール→
海上自衛隊 FFM「のしろ」艦概要 |
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建造所 |
三菱重工業長崎造船所 |
運用者 |
海上自衛隊 |
艦種 |
多機能護衛艦(FFM) |
級名 |
もがみ型護衛艦 |
建造費 |
約460~470億円 |
兄弟艦 |
21年3月進水「もがみ」・20年11月進水「くまの」に続く3番艦 |
艦歴 |
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発注 |
2019年 |
起工 |
2020年7月15日 |
進水 |
2021年6月22日 |
就役 |
2022年3月予定 |
スペック |
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基準排水量 |
3,900 t |
満載排水量 |
5,500 t |
全長 |
132.5 m |
最大幅 |
16.3 m |
深さ |
9 m |
機関 |
CODAG方式 |
主機 |
ロールス・ロイス MT30 ガスタービンエンジン × 1基 |
MAN社12V28/33D STC ディーゼルエンジン × 2基 |
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推進器 |
スクリュープロペラ × 2軸 |
最大速力 |
30ノット |
乗員 |
90~100名 |
兵装 |
62口径5インチ単装砲 × 1門 |
Sea RAM × 1基 |
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RWS × 2基 |
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17式艦対艦誘導弾 (SSM-2) 4連装発射筒 × 2基 |
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Mk.41 VLS (07式 SUMほか) × 16セル(後日装備) |
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HOS-303 3連装短魚雷発射管 × 2基 |
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搭載機 |
SH-60K 哨戒ヘリコプター × 1機 |
C4ISTAR |
リンク 22 戦術データ・リンク |
レーダー |
多機能レーダーOPY-2 |
ソナー |
OQS-11 対機雷戦用ソナーシステム |
OQR-25 水上艦用ソナーシステム(VDS+TASS) |
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電子戦・ |
NOLQ-3E 電波探知妨害装置 |
対抗手段 |
Mk.137 デコイ発射機 × 4基 |
その他 |
無人機雷排除システム(USV+UUV(OZZ-5)+EMD) |
簡易型機雷敷設装置 |