アイコン 韓国性暴力の実態と出生率0.81の脅威


韓国の女性家族部が行った「2021 女性に対する暴力の実態調査」によると、成人女性の3人に1人は、1回以上暴力を受けた経験があるという。2,446人/7,000人/34.9%)。
調査は全国の19歳以上の女性7,000人を対象に、昨年9月22日から10月22日まで行われたもの。

暴力を受けた人の暴力類型では(複数回答)
性的暴力が94.7%
経済的暴力が89.1%
統制(服従)が84.%
身体的暴力が83.0%
精神的暴力が77.3%
が多かった。

うち加害者が元または現在の配偶者、恋人の場合は45.9%(1,124人/2,446人中)と、親密な関係にある加害者男性から被害を受けたことになるという。
親密な関係にある男性からの暴力被害の類型では(複数回答)、
精神的暴力の割合が61.9%で最も多く、
身体的暴力が52.5%、
性的暴力が27.9%
でその後に続いた。

 

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デートDV被害の類型では(複数回答)、
女性に対する暴力被害を一度以上経験した女性(2,446人)のうち、当時付き合っていた人や過去に付き合っていた人から暴力被害に遭った割合は14.3%の350人。
デートDVの暴力(複数回答)の内容は。
性的暴力が43.2%
身体的暴力が37.8%
精神的暴力が36.4
が多かった。

以上、今回の調査は2019年12月に施行された女性暴力防止基本法に基づいた法定実態調査となっている。
既存の性暴力や家庭内暴力(DV)・性売買・セクハラ実態調査から漏れた女性に対する暴力の実態を把握するために行われた。

成人女性を対象に親密な関係における暴力やデート暴力(DV)、ストーカー被害の実態を確認した韓国政府による初めての調査でもある。

ストーキング被害では、
加害者は「知らない人の場合」が多く、相手が男性の割合が92.0%で類型別では(複数回答)
うち「全く知らない人が加害者」が34.9%と最も多く、
うち「住居や職場、学校などの場所またはその付近で待ち伏せしたり、見張る行為」が37.5%
ストーキング被害を受けた回答者の37.5%が最も深刻な脅威になると答えた。

また別途、付加調査を実施した「オンライングルーミングの被害の実態調査」(昨年11月、14~18歳の女性1000人が調査対象)では、
オンラインで見知らぬ成人と1対1で対話した経験のある人が347人(34.7%)で、うち28.8%の100人がオンラインまたはオフラインの話し相手から性的な要求をされていたという。
以上。ハンギョレの記事要約

別途、ソウル市が2018年にソウルに住んでいる女性2000人を対象に実施した「デートDVの実態調査」では(複数回答)、
行動統制が81.6%一番多かった(誰といたのか常に確認、身なりへの干渉)。
言語暴力が61.2%、
性的暴力が54.8%の順だった(複数回答)。
うち自分が望まないのに体を触る44.2%、
腕力や凶器を使用して性的関係を持たれた14.7%、
望まない性関係の動画や裸の写真を撮られた13.8%
まであった。
言語・身体的暴力を受けた人は、ほとんどが「別れたかった」、「無気力、憂鬱になり自尊感が落ちた」と答えた。

アンケートに答えた既婚女性742人のうち341人の46.4%が「デートDVを振るったその人と結婚した」と回答、ただし、50代女性52.0%が結婚、20代は37.4%とデートDVを受けた場合、年齢が下がるほど成婚率は下がっているが、デートDVを受けても結婚している人が多いともいえる。
以上、ハンギョレの記事要約

英国のBBC放送は、「韓国人女性たちは出産ストライキ中」と報じた。
<特殊合計出生率0.81人の衝撃>
これは韓国統計庁が発表した「2021年出生統計」を踏まえてのもの。
それによると、昨年の出生児数は26万600人。これは前年の2020年より1万1800人、率にして4.3の減少。
関連統計が作られた1970年以降で最も低い。
1人の女性が生涯で出産すると予想される平均出生児数を表す「合計特殊出生率」は、2021年は0.81人となり、前年より0.03人、率にして3.4%減少している。

BBCは、
「(一つの)国が移住者なしで人口を同規模に維持するには、夫婦1組当たり少なくとも2人の子どもが必要だが、韓国は1人未満だ」
「人口減少は国にとてつもない負担をもたらす恐れがある」
「医療システムや年金に対する需要が急増するにつれ、公共支出に対する圧力が増すほか、青年人口の減少は労働力不足につながる」
と報じた。

以上、
韓国では女性が男性がと、常に男女が敵対関係にあるような報道がなされる。これは韓国で急速に進んだネット文化が影響しているとも言える。若いときから塾に通い、情報が一方通行となり、異性間の情報共有が疎通になっているようだ。
また、ネット社会の悪癖であるあらゆるヘイトも醸成される。組織的なネット性犯罪が摘発されたり、トイレやホテルでの隠しカメラ映像がダークウェーブで販売されたり、そうした分野が大儲けしたりして歪になりすぎているようだ。

韓国でも「祭り」が必要ではないだろうか。
昔から「祭り」の主役は若者、汗を流す若い男女が接近するチャンスとなる。「祭り」は多くの直接・間接的に男女が参加するイベント、男性だけの「祭り」でも女性たちにアピール機会でもある。 
春夏秋冬問わず開催でき、町でも田舎でも、学校でも開催できる。ただし、政治家が参加する政治色のある「祭り」はご法度だ。10年続けば20年・30年と続き、以降続く。アフリカでもアジアでも相手を選ぶ「祭り」がいっぱいある。

日本でも地域地域に「祭り」がいっぱいあった。それが都会では昔からの住民が少なくなり担い手が減り消え、田舎では少子高齢化により消え続けてきた。それでもまだ多くの「祭り」がある。大の大人が裏方ではなく出しゃばるような「祭り」ではいかんともしがたいが・・・。
若い人が「祭り」で帰郷し、恋が芽生えたり、復活したりするケースはいくらでもある。
山笠があるけん博多たい!若い女性たちは若い山笠衆の尻に惹かれている。そんなもん。

企業も社会も人あってのもの、限界集落にはそれはない。
結婚できる環境、子供が生める環境づくりは、社会、特に企業が財界が社会に対する役割と責任ではないだろうか。

[ 2022年8月30日 ]

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