アイコン 5兆円吹き飛んだ仮想通貨「テラ」「ルナ」創業者ら6人に逮捕状 韓国司法当局


韓国当局は14日、5月12日に97%の大暴落を見た暗号資産(仮想通貨)「ルナ」と「テラUSD」を運営するテラフォーム・ラブズの創業者クォン・ドヒョンの逮捕状を発布した。クォンは大暴落後に投資家から詐欺で訴えられている。

「ルナ」と「テラ」は、アップルエンジニア出身のクォン・ドヒョン代表とTMONを創業したシン・ヒョンソン代表が共同設立した「テラフォームラボ(Terraform Labs)」が発行したコイン。

本社はシンガポールにあるが、韓国人が作ったことから「キムチコイン」と言われ、今年4月には118ドルまで急上昇、ところが5月12日に0.63ドルまで大暴落した。

検察関係者は、逮捕理由には触れず「クォンを含む6人に逮捕状が出た」と14日に発表した。

 

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テラUSDは、法定通貨の価格に連動する「ステーブルコイン」として、かつては世界の暗号資産上位10位内に入っていたが、5月12日に1米ドル=1テラUSDのペッグが崩壊し、大暴落した。

世界の投資家の間で総額420億ドル(約5.5兆円相当/当時130円換算)の損失が発生。うち、韓国の仮想通貨投資家の被害は甚大とされている。

クォンは、8月の暗号資産関連メディアプラットフォーム、コイネージとのインタビューで、シンガポールに居を移したことについて、家族の安全のためで、当局の捜査逃れが目的でないと述べていた。
以上、

シンガポールには、ICPO(国際刑事警察機構/本部:リヨン)が2015年にサイバー犯罪を担当する部局であるIGCIを設置している。当然、韓国の司法当局は逮捕をインターポールに依頼するものと見られる。インターポールには195ヶ国と地域が加盟している。
クォン・ドヒョンもシン・ヒョンソンも莫大な隠し資産を有しているものと見られる。

 

[ 2022年9月15日 ]

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