防衛省・中期防 防衛装備品 単価を初めて公表 F35A-116億円
防衛省は8日、2019~2023年度の中期防衛力整備計画(中期防)に盛り込んだ主要な防衛装備品の単価を公表した。
最新鋭ステルス戦闘機「F35A」は約116億円と明示した。
5年間で27機購入する予定。
中期防の主要装備品の単価を一覧できるよう公表するのは初めて。装備品の価格膨張が指摘されるなか透明性を高める。
ただ、予定単価であり、これまでは実際の納入単価との隔たりは大きく、お金に糸目をつけない大金持ちの国を象徴している。
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中期防 装備品 単価表
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装備品
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整備規模
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単価(※1)
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陸上自衛隊
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機動戦闘車
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134両
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約8億円
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装甲車
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29両
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(※2)
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新多用途ヘリコプター
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34機
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約18億円
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輸送ヘリコプター(CH-47JA)
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3機
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約89億円
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地対艦誘導弾
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3個中隊(※3)
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約56億円(※4)
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中距離地対空誘導弾
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5個中隊
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約143億円(※4)
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陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)
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2基
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約1,224億円
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戦車
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30両
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約15億円
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火砲(迫撃砲を除く。)
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40両
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約7億円
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海上自衛隊
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護衛艦
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10隻
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約476億円
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潜水艦
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5隻
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約647億円
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哨戒艦
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4隻
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(※2)
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その他
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4隻
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(※5)
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固定翼哨戒機(P-1)
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12機
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約221億円
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哨戒ヘリコプター(SH-60K/K(能力向上型))
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13機
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約73億円(※2)
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艦載型無人機
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3機
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(※2)
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掃海・輸送ヘリコプター(MCH-101)
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1機
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約73億円
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航空自衛隊
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早期警戒機(E-2D)
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9機
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約262億円
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戦闘機(F-35A)
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45機
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約116億円
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戦闘機(F-15)の能力向上
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20機
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約35億円
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空中給油・輸送機(KC-46A)
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4機
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約249億円
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輸送機(C-2)
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5機
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約223億円
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地対空誘導弾ペトリオットの能力向上(PAC-3 MSE)
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4個群(16個高射隊)
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約45億円(※6)
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滞空型無人機(グローバルホーク)
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1機
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約173億円(※7)
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・※印の詳細はHPへ
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[ 2019年1月 9日 ]