アイコン 真に県民に問われていることは、「普天間飛行場を移設することに賛成か、反対か」です

 

 

1996年1月に発足した橋本政権は、前村山政権から困難な課題を二つ、引き継いでいた。一つは「住専問題」、そして、もう一つが、この「沖縄問題」だった。

こうした声を受けて、橋本総理は、政権発足早々から一人、この沖縄問題を真剣に考えていた。

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普天間返還合意を成し遂げた橋本龍太郎総理

元々橋本総理は、政治家として沖縄との接点が多い方だったが、夜、公邸に帰ってからも関係書物や資料を読みふけったり、専門家の意見を聞き、思い悩んでおられた。

1996年秋に起こった海兵隊員による少女暴行事件。それに端を発する沖縄県民の怒り、基地負担軽減、海兵隊の削減等を要求する声は頂点に達していた。

1996年4月、橋本龍太郎総理は絶対に返すはずがないと言われていた普天間基地全面返還合意を実現している。

その後、移設先も辺野古に決まり、20数年が経過している。

普天間を固定化したい県民投票に狂喜するデニー沖縄県知事、今の沖縄を見て橋本龍太郎総理は勿論、地下に眠る先人達はごのような思いだろうか。

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これが今の沖縄県知事です。

この時点では県民投票の結果は出ているでしょうが、きょうも、珠玉のブログ(農と島のありんくりん)を読んでください。

農と島のありんくりん
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/

移り変わる自然、移り変わる世情の中で、真実らしきものを探求する

2019年2月23日 (土)

真に県民に問われていることは、「普天間飛行場を移設することに賛成か、反対か」です

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県民投票が明日に迫っています。既に投票された方もおられるでしょうが、投票に行くことを強くお勧めします。

県民投票の性格が移設反対派の政治的パーフォーマンスであるために、投票を拒否する方もいるでしょうが、ちょっと待って下さい。

棄権という行為は、デニー県政によって「反対」と見なされるからです。

デニー県政は「棄権」や「どちらでもない」といったあいまいな答え方をすれば、必ず都合よく 解釈します。

棄権は「どちらでもない」と同等に使われます。

たとえば「賛成とどちらでもないを合わせれば〇〇%だ。これでデニー県政の移転反対路線は信任された」という具合にです。

もしあなたがデニー知事の移設反対路線がおかしいと思われたのなら、ためらわず「賛成」に入れて下さい。

移設先が辺野古であることは、とりあえず関係ありません。

今、あなたに問われているのは「移設に賛成か反対か」であって、その方法論や移転先ではないからです。

そもそも、県民投票自体がデニー県政が仕掛けた巧妙な「罠」です。

本来、県民の「民意」を問うと言うのならば、「普天間飛行場の移設に賛成ですか、反対ですか」を問うのが順番です。

移設問題の発端は、住宅地の真ん中にある普天間飛行場を移転するということから始まっています。

ならば、これを移転することが最優先課題であって、県民の安全な生活を保証するのが県の責務のはずです。それに反対するのは筋が通りません。

これではまるで、普天間飛行場にそのまま居てくれというのと同じです。

だから地元の宜野湾市は県民投票に非協力的だったのです。

この普天間飛行場の危険性を問わずに、どうして移設先の賛成、反対を問うのでしょう?

移設に反対してしまったら、普天間飛行場が半永久的に今のまま固定化されるのはあたりまえではありませんか。

これをデニー県政の詐術といわずして、いったいなにを詐術と呼ぶのか。

繰り返します。

今問われているのは移設先ではありません。そのようにデニー県政は設問をすり替えていますが、あなたの心の中て読み替えて下さい。

真に県民に問われていることは、「普天間飛行場を移設することに賛成か、反対か」です。

答えはひとつしかないはずです。

 
[ 2019年2月25日 ]

 

 

 

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