アイコン 文在寅政権 初めて妥協 対医師たちの実力行使


文在寅氏の素顔が垣間見えた不正の百貨店とまで言われたチョ・グク氏(前民情主席、ソウル大教授、江南左派)を強引に法務長官に就任させた豪腕ぶり。
今度は、寄りによって新コロナ惨禍で奮闘する医師たちに対して、医療政策の改変を行うとして、これまでの毎年3000人の新医師に対して、毎年400名づつ増員し、学費無料の国立医科大も新設し(専攻医含めて10年間国の指定地赴任条件)、10年後には4000人、既存分を含めて毎年7000人の医師を誕生させるという文在寅氏、地方・過疎医療の充実という大義ではあるものの、一方で南北医療交流法の制定を図ろうとしており、北朝鮮に人道支援を目的に医師たちを大量に送り込む算段が見え隠れしている。

文政権の政策に猛反発したのは専攻医(研修医)に始まり、専任医、個人医院、大学病院の医師たちまで猛反発、専攻医たちはストを打った。それに対して文政権は刑罰つきの職場復帰命令を発動、実際10名に命令に違反したとして拘束令状を発布、これに対しても専攻医たち1万人以上が辞職願を提出して抵抗した。
専任医や大学の医師たちも同調して職場放棄する有様、韓国医師協会も専攻医らを支援、文政権に反発を強め、白紙にしなければ新コロナ惨禍であろうとストは泥沼化すると主張した。

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これに対しても文在寅氏は、自らが種を撒いたことには一切触れず、新コロナ惨禍、軍隊で言えば、敵前逃亡だと罵り、厳格に処分すると言い放つなど対立激化。

しかし、文在寅氏の発言を見かねた与党のともに民主党などが動き、話し合いがもたれることになった。

共に民主党のハン・ジョンエ議長と大韓医師協会(医協)のチェ・デジプ協会長が9月4日、医療界の集団休診問題の発端となった公共医科大学の導入と地域医師制を原点から見直すという趣旨の合意文を作成することにした。
ともに民主党と医療界は明け方まで続いたマラソン交渉の末に合意に達し、午前8時30分に民主党本部で会うことにした。

前日の夜まで、専攻医らはハン・ジョンエ議長室を訪れ、完全撤回などを合意文に盛り込むよう要求し、一時交渉が難航したが、明け方に劇的な妥結に至った。
ともに民主党関係者は「医協と4~5項目について合意に達した」とし「医療界の問題を論議する常設機構を設ける内容などが含まれる予定」と述べた。

大韓医師協会は党との交渉を進めると同時に、韓方薬の健康保険給付化と非対面医療問題について保健福祉部と「同時交渉」を行っている。
医療界と政府は、細部内容を調整した後、この日午後に署名式を行う予定。

 これに先立ち、医協のキム・デハ報道担当は「闘争に最も積極的に乗り出している若い医師の要求案を汎医療界4大悪阻止闘争特別委員会(汎闘委)から受け、その内容を反映した」とし「早いうちに要求案を持って政府および国会と対話を始める」と述べた。
以上、

日本で言う白紙の公約は選挙用でうその極み。韓国ではどうだろうか。
文在寅氏は自ら書いた脚本どおりにいかず、腹の中は煮えくり返っているものと見られる。
文氏は独裁者、白紙にして一から話し合いをやり直すとしたものの、計算尽くめのチョー陰湿者でもあり、少しの妥協はあろうが、文氏の作文どおり、最後は進むものと見られる。それはすべて北朝鮮のためであることによるものだから。

北朝鮮は、韓国資産の開城工業団地の管理棟=南北合同連絡事務所を爆破、韓国からの人道支援などは一切受け付けず、新任の統一部長官(学生時代、北朝鮮心酔団体の初代議長)は民間による南北物々交換を思いつき、実行に移そうとしているが、北は韓国の赤十字でさえ相手にしておらず、接点はプッツン状態。
それでも、文在寅氏は、再び、南北対話時代がくるとして、南北間交流に法整備にいそしんでいる。

文氏は自らの脚本を演じ、その独裁ぶりは人を寄せ付けない恐怖創出者。一人芝居なら許されようが、5100万人をやりたい放題・好き放題に動かしている。
積弊清算では3人の元高官らが身の潔白を主張しながら自殺、それでも一つも手綱を緩めなかった徹底ぶり、まるで死神のようだ。

今回の医療制度改変は、新コロナ惨禍に打ち上げており、やり方が汚すぎる。

[ 2020年9月 4日 ]

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