アイコン 8月の鉱工業生産指数 前月から僅かに上昇  生産は前年比▲13%マイナス


経産省が発表した8月の鉱工業生産指数の速報値は、2015年を100とした指数で88.7と、前月を1.7%上回り、3ヶ月連続で上昇した。

これは、国内や海外で経済活動が再開し、需要の回復が進んだことが主な要因で、落ち込んでいた自動車や機械製品を中心に多くの業種で生産が増加した。

また、主な製造業の今後の生産活動を予測する指数は、

9月が5.7%上昇、

10月も2.9%の上昇を見込んでいる。

このため、経産省は企業の生産活動の基調判断を「持ち直している」として、2ヶ月ぶりに上方修正した。

経産省は今後の見通しについて、新コロナの影響が最も大きかった5月と比べると指数は改善しているが、生産の水準自体は依然低く、今後の動向を注視したいとしている。

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8月の鉱工業指数

 

季節調整済指数

原指数

指数

前月比(%)

指数

前年同月比(%)

生産

88.7

1.7

80.5

-13.3

出荷

87.6

2.1

80.1

-13.8

在庫

97.9

-1.4

99.8

-6.0

在庫率

122.5

-2.5

132.5

12.3

 

[ 2020年9月30日 ]

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