アイコン これで戦作権返還体制にあるのか 韓国軍


11月3日、江原道のDNZの鉄条網を越え北朝鮮民間人が亡命してきた事件、南側非武装地帯を14時間も韓国軍は見つけられなかった。(今回は2019年11月7日のように北へこっそり強制送還しなかった)
韓国側の鉄条網壁にはセンサーが取り付けられ、防衛部隊にも万全な体制が敷かれている。ところが、肝心の韓国軍指揮統制通信システム(C41)がストップしていたという。
各軍団のC41サーバー管理プログラムに問題が生じていた。

2017~18年にC41システム関連の事業を行った複数の軍団で10月23日、「認証情報期限切れ」が原因でプログラムが立ち上がらない問題が生じたという。
江原道地域の最前線部隊だけで少なくとも七つのサーバーで問題が生じていた。
韓国軍はメインサーバーに問題が発生したため、直ちに予備のサーバーを起動したという。韓国軍は「即座に予備サーバーに転換したため、運用における問題は生じなかった」と説明した。
しかし、一部部隊ではこの予備サーバーも起動せず、運用業者による臨時の措置で対処したという。万一の事態に備えて準備してあったバックアップ・サーバーまで一部で起動しなかった。
 これについて韓国軍は「一部サーバーで引き続き問題が生じたが、取りあえず運用会社が解決した」「根本的な問題については、会社側が近くプログラムのパッチを開発して解決する予定だ」と説明した。

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一部では「韓国軍とこの会社は、問題のプログラムをしっかりと運用できていない」との指摘も出ている。
認証情報が期限切れにならないよう事前に対処すべきだったのだが、現場では必要な対応ができなかった。

ただし、韓国軍は「今のところ韓国軍全体において運用上、作戦本部長やの問題は生じていないと考えている」と説明した。
今回C41に問題が生じた江原道の最前線地域の軍団と首都圏地域の司令部は、有事・平時のいずれにおいても韓国軍で中枢的な役割を担当する部隊だ。
この地域でC41システムが動かない場合、韓国軍の作戦も計画通り回らないというのが韓国軍内部の見方。

韓国軍はC41を使って各部隊間で極秘文書を共有し、地図など複数の視覚情報も立体的に処理している。平時の通信もC41によって行われる。

韓国国防安保フォーラムのシン・ジョンウ専門研究委員は、
「24時間常に頭脳の役割を果たすはずの指揮系統が、ソフトウエア認証情報の期限切れで作動が中断するというあってはならない事態が起こった」、
「陸軍の指揮系統が植物状態のように麻痺したことについては、徹底した原因究明と再発防止策が必要だろう」と指摘した
以上、

当時の陸軍参謀本部作戦本部長や陸軍参謀議長に就任していたのが、現在の国防長官の徐旭氏。癒着か粘着テープでも貼っていたのだろう。
徐旭氏は日本の哨戒機問題で、陸軍ながら強烈に反日批判していたことから、大統領府の目に適い、今回、統合参謀本部議長をさておいて国防長官となっている。いずれにしろ、北の韓国民間人銃撃・焼殺事件や米国での言動は、大統領府のシナリオに沿って行っているもの。

韓国製の兵器は世界一優秀と自称し、安価なことから各国へ輸出しているが、発射できなかったり飛ばなかったり、どこへ行くかわからない攻撃および迎撃ミサイル網も構築している。
今年5月3日のDNZ南側監視所が北から銃撃されても、対応する機関銃が故障して即座に対応できなかった。
昨年3月には韓国ミサイルの暴発事故が発生、勝手に飛んで行き、自爆装置を稼動させ被害を食い止めていた。自爆装置も故障していたら、とんでもないことになっていたことになる。勝手に中国やら、北朝鮮に飛んで行っていたかもしれない。

徐旭氏は現在でも韓国軍はいつでも戦作権返還を受ける体制にあると豪語している。返還では、戦時に至れば韓国駐留米国軍28500人は韓国軍の指揮下に入る。

もしもの場合、米軍は北朝鮮とは戦わず、一目散に日本の米軍基地へ逃げることだろう。
朝鮮戦争も北の侵攻に1人の将軍とそのわずかな軍を除き、全員逃げ散らかし、実質完全崩壊していた。我先にソウルから釜山に逃げたのは極悪人李承晩大統領でもあった。
将校たちが10万人分の臨時徴用された兵の食料や衣服を着服して、9万人以上の韓国兵が餓死や凍死したとんでもない事件も当時発生していた(国民防衛軍事件/黒幕は国防長官とされている)。
それが問題兵器ばかりの今の韓国軍にもその血が流れているようでならない。

[ 2020年11月 9日 ]

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