アイコン 10月の首都圏の分譲マンション販売状況 67.3%増 新コロナ低迷の反動着実に


不動産経済研究所が発表した10月の首都圏の分譲マンションの販売状況は、67.3%と大幅に増加した。

1、10月の新規発売戸数は3,358戸。対前年同月は2,007戸で67.3%の増加となった。対前月の2,477戸比でも35.6%増となった。

2、10月の地域別発売戸数は、
東京都区部は1,560戸で全体比46.5%、前年同月比51.5%増
都下は241戸で同7.2%、141.0%増、
神奈川県は627戸で同18.7%、21.5%増、
埼玉県は589戸で同17.5%、206.8%増、
千葉県は341戸で同10.2%、101.8%増
となった。東京都のシェアは 53.6%。

3、新規発売戸数に対する契約戸数は2,363戸で、月間契約率は70.4%。前月の73.4%に比べて3.0 ポイントダウンした、前年同月の42.6%に比べて27.8 ポイントと大幅にアップしている。

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4、10月の地域別契約率は
都区部は66.9%、
都下は56.8%、
神奈川県は62.0%、
埼玉県は86.4%、
千葉県は83.3%。

5、10月の1戸当り平均価格は6,130万円、1㎡当り単価は95.3 万円。 2020 年9月は平均価格は5,812 万円、㎡当り単価は87.7 万円であった。前月比では318万円上昇、5.5%上昇、㎡単価は7.6 万円上昇、8.7%上昇している。
2019年10月は5,992万円、91.4 万円であったので、前年同月比総額では138万円、2.3%上昇、㎡単価は 3.9万円、4.3%上昇している。
高価格となる都区部の販売がぞうかすれば、おのずと平均の販売価格も平均㎡単価も上昇する。

6、10月の地域別平均価格、1 ㎡当り分譲単価は以下のとおり。
東京都区部は7,563万円、129.3 万円、8.0%アップ、14.3%アップ、
都下は5,379 万円、79.4万円、0.8%アップ、6.8%ダウン、
神奈川県は5,729 万円、85.2 万円、10.6%アップ、14.5%アップ、
埼玉県は4,025万円、56.7万円、11.3%ダウン、13.6%ダウン、
千葉県は4,476 万円、62.2 万円、2.7%アップ、4.4%アップだった。

7、10月末現在の翌月繰越販売在庫数は6,468戸で、2020 年9月末現在の6,449戸に比べて19戸の増加。2019年10月末残戸数は7,000戸。

8、2020年11月の発売戸数は3,500戸の見込み、2019 年11月は3,293戸、2018年11月3,461 戸だった。


 

[ 2020年11月19日 ]

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